◆【平清盛】 感想/第11回 〈後〉 | 韓流時代劇どうでしょう?

韓流時代劇どうでしょう?

『イ・サン』 から韓流時代劇の面白さに目覚めた管理人が、
韓流時代劇の感想と、大好きなソ・ボムシクさんについてを
つぶやいています。
他、NHK大河ドラマについても♪


ネタバレ御法度 『ほぼリアルタイム感想』

第11回 『もののけの涙』〈後〉  NHK:BS-P 及び 総合

勢いづいて、思ったままに書いていたら長くなり過ぎた11回の感想。
もう全然読んで下さる方の事を考えておりません
全部読むなんて大変ですので、適当に読み飛ばしてくださいませ。
私だったら、読み飛ばしますから… (^^;

そんなわけで、後編でございます。
あ、あらすじは前編とまったく同じですので、スルーして下さいね


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出家の際に義清が詠んだ歌を崇徳院に聞かせた清盛は、同じ白河院の血を引く者として 「血に振り回されず自分なりに面白く生きる」 と伝える。
自身の子重仁が誕生し、帝を重仁に譲ろうとするも、得子の策略によって弟の躰人(なりひと)に譲位することになり、崇徳院は院政政治を行えなくなる。
そんな策略が渦巻く王家とは裏腹に和やかな正月を迎えている平家一門。
清盛夫妻は盛国に妻を…と相談し、最初は拒んだ盛国も、明子の優しい思いにふれて承諾。清盛は改めて明子の存在の大切さを知り、感謝を伝えるのだった。
一方、源義朝は着実に東国の武士たちをまとめ上げて力を蓄えていた。
得子の策略で璋子に仕えていた者が土佐に流される。自分の罪深さに涙し出家した璋子は、鳥羽法皇と心を通い合わせられぬまま別れ別れとなった。
平家一門らの幸を祈願した清盛夫妻。帰り際に世話をした病人から疫病を移され、倒れた明子。
取り乱す清盛は僧侶を集め祈祷させるが、甲斐なく明子はこの世を去る。
悲しみから僧侶らに当たり散らす清盛を、必死で止める国盛。
子供のように泣き叫ぶ清盛を、じっと見つめる忠盛だった。

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得子の策略で、自分に仕えていた者が土佐に流された璋子様。
憤る堀河局とは対照的に、陥れられたのではなく救って貰ったという璋子様は、自分の犯してきた罪を思い、堀河局と共に出家。
鳥羽法皇と心を通い合わせぬまま、別れ別れの道を歩むことに…。
璋子様の涙は、いったいどういう涙なのか、やっぱりイマイチ素直に受け取れないのです。自分を憐れんでの涙 (悲劇のヒロイン泣き) だとしたら、非常に痛い
鳥羽法皇の為にも、義清の為にも、純粋な涙であって欲しいと願います。

二人で仲良く祈願に訪れた清盛夫妻。
清盛に何を願ったかと問われ、周りの人の幸せを願った願い事ばかりな明子様。
その願いの中に 「盛国と波子様の仲むつまじきこと」 とあった時の、盛国くんの驚きと嬉しそうな表情がもう可愛くて、私がうれしいよっ!
明子の自分の為の願いは  「今年こそ殿と船に乗り、海を見たい」 という事で、二人仲良く手を合わせて祈願。
そんな仲良し夫妻の姿に フラッグが立っていることを確信してしまいました。

明子の病を疫病と聞き、取り乱す清盛が辛い・・・v
疫病に罹って倒れた明子を救うため、宋の薬を博多まで取りに行こうとする清盛に、すがって止める盛国と義父。
盛国は、おそらく明子様の命は長く持たないと察していて、だったら清盛が近くにいるべきだと判断したのでしょう。それは明子様の願いであり、盛国の願いでもあったと思います。

何も知らずにやってきて、清太と清次を慰める時子ちゃん。
明子を救おうと僧侶を集め祈祷をさせるが、更に取り乱して 「陰陽師を呼べ!」 と叫ぶ清盛と、それを止める忠盛。
今まで、貴族や王室とは違ってそれほど神仏にすがるような清盛だとは思っていなかったけれど、藁をつかむ思いだったのでしょうか? まぁ、権力を得てから清盛は寺社を建立したり保護したりしますけれどね。
必死に祈る清盛の姿をじっと見つめる母上や家盛の表情は痛々しげだったけれど、この時の忠盛パパの表情が読めないのです。

時子ちゃんの琵琶の音に呼ばれて目を覚ました明子様。
盛国が(疫病が移るのを心配して)引き止めるのを振り払って駆けつけた清盛の目の前で、清盛の目を通じて船に乗り、海を見、面白き世を共に思い描くことが出来て幸せだったと息を引き取る。
狂ったように嘆き悲しみ、僧侶に当たり散らす清盛。
そんな清盛を、少し離れたところから黙って見つめる忠盛。
このと時の忠盛パパの表情も、ホントに読めなくて、無表情なのか、憐れみなのか、恐れなのか・・・何だか見ているこっちが不安になるような微妙な表情。
清盛の暴れっぷりよりも、忠盛パパの方が、何を思ってるの?と気になりました。
そして、私的に、ここが今回のハイライトシーン!!!

明子を救えなかった僧侶たちを、蹴り倒し、とうとう刀を抜いて振り回す清盛。
それを力ずくで抑え込む盛国!(もちろん相手は刀を持っているから命懸けですよ!)

 「恨むならば 宋の薬を求めるを許さぬ 法をお恨みなされませ!
 疫病を止められぬ 朝廷をお恨みなされませ!
 そして皆が健やかに…健やかに暮らせる世を 殿がおつくり下さりませ!
 それこそが 北の方様の夢みた景色に相違ござりませぬ!」

そんな盛国の言葉に、子供のように泣き叫ぶ清盛。
守るべき妻と子供、一族を持って、大人になったのかと思いきや、その姿は 「遊びとせんとや」 のように、夢中になって遊ぶ子供と変わりありません。

清盛の悲しみ、苦しみにも、共感し泣きそうになりましたが、盛国の悲しみも痛いほど感じました。
ここからは、ちょっと完全に私の推測というか、想像というか、妄想なんですが…
盛国は、明子様が好きなんですよ。
で、もちろん清盛様も大好きだから、そんな二人が仲睦まじくしていることが嬉しいんです。
盛国が明子様を好きというのは、ヨーロッパの騎士道みたいに 「主君の妻をプラトニックで愛する」 つまり 「敬愛」 なんだろうな、と思うわけです。
もともと主君である清盛の奥さんとして 好ましく思っていた明子様。
波子との結婚の事で、キチンと自分を見ていてくれた明子様を敬愛するようになって…。
そんな明子様が亡くなってしまい、取り乱した清盛を何とかしたい。
清盛の為でもあり、明子様の為でもあり、それは自分の為でもあるわけで。

すみません・・・
完全に私が取り乱してます
この辺りの歴史をよく知らないので 「歴史ドラマ」 としてよりも、キャラクター重視で観ている自分を自覚しました。 (--;;;


今回、このドラマの中で 「もののけの血」 って何をしめしているんだろう?と、強く思わされました。
冒頭で清盛が語った
「ものののけごときお方にいつまでも振り回されるのは御免被りたく、この醜き世を私なりに面白う生きてまいる所存にござりまする」 と、
ラストの解説
「明子の死は 清盛を悲しませただけでなく のけごとく生きた白河院の血が清盛に流れている事を 育ての父忠盛に否応なく思い出させた」 が、
対をなしている気がしました。
清盛がいくら 「もののけの血」 を否定しても、結局は 「もののけの血を受け継ぐ者」 であることはからは逃れられないわけで…。
それを強調するような、今回の冒頭とラストシーンのおかげで、何だか清盛の行く末が心配です。 とは言っても、結果は歴史に残っているんですけどね。
それをどう解釈していくか? によって、清盛は武士の始祖的立場にも、武士が真似た似非貴族にもなるんですよね。

前後2回に分けて感想を書いたのに、ぜんぜん中身の無い感想でスミマセン。
今回の自分的見どころは、清盛明子夫妻の愛、盛国の思い、忠盛(中井貴一さん)の表情、でした。