前営業日サマリー

9日のドル円は157.88円で始まりました。東京では仲値にかけて158.10円台へ上昇後、157.70円台まで反落。高市首相の発言を受けて介入警戒がやや後退すると、午後は158.20円まで円安が進みました。日経平均は一時68,150.02円まで下げたものの、終値は0.02%安の69,030.92円でした。

日米の一部市場休場、ドル円158円台と停戦報道に注目

ロンドン市場では日米金利差を意識した円売りが続き、ドル円は158.43円まで上昇。その後は介入警戒から158円付近へ調整しました。ユーロドルは東京で1.1243ドルまで上げた後、ドルの買い戻しで1.12ドル前半へ押し戻されました。

ドル円

NY市場では10月ミシガン大学消費者態度指数が46.3と予想を下回りましたが、米10年債利回りは5.242%へ上昇。ドル円は158円台を維持し、158.31円で終了しました。ユーロドルは1.1200ドル、ポンド円は209.42円。AI関連株への懸念がいったん和らぎ、S&P500は0.59%高、ナスダックは0.64%高でした。WTIは0.39%高の91.85ドル、金は1.43%高の4,216.30ドルでした。

 

エネルギー停戦報道とFRB発言が焦点

本日はスポーツの日で東京株式市場が休場。米国もコロンブスデーで債券市場は休場ですが、株式市場は通常取引です。主要指標は19時30分のインドCPI、21時のメキシコ鉱工業生産。18時30分にブリーデン英中銀副総裁のインタビュー、13日未明にマン英中銀委員とハマック・クリーブランド連銀総裁のイベントが予定されています。

 

週末、トランプ米大統領はロシアとウクライナの「エネルギー停戦」を発表しました。ただしロシア側の確認はなく、ウクライナは攻撃継続を報告しています。実効性が確認されれば燃料価格とインフレ懸念を和らげ、米金利とドルの上値を抑える可能性があります。一方、ホルムズ海峡でのLPG船攻撃を巡る続報は原油の上振れ要因です。

 

本日の注目ポイント

ドル円は158.00円を軸に、下値は前日安値157.76円と157.50円、上値は前日高値158.43円と159.00円が目安です。158.43円超えなら円安再開、157.76円割れなら調整拡大が意識されます。日米の一部市場休場で流動性が低下するため、地政学報道や要人発言に反応した急な往復に注意が必要です。