前営業日サマリー

12日のドル円は158.24円で始まりました。東京はスポーツの日で現物株市場が休場。薄商いのアジア時間は158.08円まで下げた後、ユーロドルが1.1217ドルまで上昇する場面でも158円台を維持しました。日経平均の現物終値はなく、CME日経平均先物は68,450円で終了しました。

原油高でドル円158円台後半|日本企業物価とFRB発言を注視

ロンドン市場では、中東情勢の緊迫化と原油高を背景に有事のドル買いとインフレ警戒が広がり、ドル円は158.60円台へ上昇。ユーロドルは1.12ドル台前半から1.11ドル台後半へ下落し、ドル指数も上向きました。

ドル円

NY市場ではドル円が158.75円まで上値を伸ばし、158.61円で終了。ユーロドルは1.1155ドル、ポンド円は209.50円でした。米債市場はコロンブスデーで休場のため、米10年債利回りは9日の5.24%が最新有効値です。ダウは0.38%高、S&P500は0.06%安、ナスダックは0.44%安。WTIは2.06%高の93.74ドル、金は0.61%安の4,190.60ドルでした。

 

企業物価とウォラー発言 原油高の金利波及を見極め

本日は8時50分に9月国内企業物価指数が発表され、市場予想は前月比+0.4%、前年比+7.6%。13時30分には日銀の生活意識調査、16時45分にウォラーFRB理事、20時と23時にグールズビー・シカゴ連銀総裁の発言が予定されています。23時の米9月中古住宅販売は398万件が予想されています。OPEC月報と米大手銀行の決算にも注目です。

 

企業物価の上振れは日銀の追加利上げ観測を通じて円を支える一方、原油高やウォラー理事の引き締め寄り発言は米金利上昇観測とドル買いにつながり得ます。休場明けの国債市場が原油高をどう織り込むかが、ドル円の方向を左右しそうです。

 

本日の注目ポイント

下値は158.00円と前日安値158.08円、上値は前日高値158.75円と心理的節目159.00円が目安です。158.75円を明確に上回れば159円台を試す余地が生じる一方、158.00円割れでは休場中に積み上がったドル買いの巻き戻しに注意。159円台では介入警戒も強まりやすく、企業物価、OPEC月報、要人発言を受けた急反転を想定しておきたい局面です。