ほんの一瞬の舞台の為にたくさんの時間をかけ力を注ぎ込んだからこそ、幕が降りた瞬間のなんとも表現できない感覚を味わう事ができるんですよね。
やっと緊張から解き放たれてホッとした笑顔を浮かべる子、すっかり疲れて眠たそうな子、悔しさから涙を流す子。
これが舞台だよなー、そんなふうに浸っていられるのもほんの僅かな時間だけ。
だって直後に控えているのは集合写真の撮影です。
立ち位置を決めてポーズも決めて、にっこり笑顔も忘れずに
最後のシャッターの後にスタッフさんに大きな声でお礼を言ったら最後の戦い、“お片付け”が始まります。
楽屋で一足先に片付け始めてくれている楽屋係の保護者の皆さんに合流して、とにかく夢中で荷物を詰め込みます。
まだ夢心地の生徒達を楽屋に追い立て、追い剥ぎよろしく衣裳や頭飾りをむしりとり(笑)…
なんとか赤帽さんのトラックに荷物を詰め込んで、ホッと一息ついた途端に積み残しがあったりなかったり
この慌ただしさこそ舞台の醍醐味！
出演者達に最後のご挨拶をして、ひまわりの会の皆さんに感謝を伝え、まだ少し興奮したまま最後の一花を咲かせるためにスタジオに戻ります。
スタジオに咲いた衣裳の花！
散乱した荷物には目をつぶってくださいね
これを全て片付け終わると発表会が本当に終わります。大変だけど終わってしまうのはちょっぴり淋しい
片付けながら話すのは今回の舞台のこと、そして次の舞台のこと！生徒達に負けず劣らず私達も舞台が大好きなんですね。
次の舞台の幕が降りた後、どんな衣裳の花が咲くのか…今から楽しみな末カエル由紀子でした
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