アルコール依存症については知っている方は多々いるかと思いますが、

今回、私はアルコール依存症の特徴を私なりに書き綴りたいと思います。

(下記の特徴はアルコールを他の依存症に置き換えれば他の依存症にも重なる部分があるので、他の人にも参考にされたらと思います)

 

 

(アルコール)依存症と自身(1)

(アルコール)依存症と自身(2)

(アルコール)依存症と自身(13)

(アルコール)依存症と自身(14)

 

 

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(第三者として)アルコホーリクにどうしてまた飲み始めたかと聞くと、取るに足らないような言い訳をするか、あるいはだんまりを決めこむ。

それが何とも不可解で胸を痛める。

 

彼は病気に侵されていて、歪んているから、ぎょっとするようなことを言ったり、しでかしたりするのだろう。

 

アルコホーリクの夫が何をし、何を言っても、彼を責めないように心がけよう。

彼はただひどい病気にかかって無分別になってしまった人間にすぎないのだ。

彼があなたに怒りをぶつけてきたときには、彼は重病人なのだと自分に言い聞かせよう。

 

ひとつ重要な例外がある。

まったくの悪意でそうする男たちがいることだ。

こんなタイプにはどんな我慢もまったくの無意味である

そういう気性の(アルコール)依存症者は、この本をあなたの頭の上にふりかざし、こん棒がわりにするだろう。

それをゆるしてはならないし、彼(彼女)がそのタイプだと確信できるときは、別れた方がよい。

 

(アルコール)依存症者の夫の問題は大抵4つのどれかである。

 

①夫がただの大酒飲み

いつも飲んでいるか、特別な時だけ大量に飲むか。

自分ではアルコール量をコントロールできると思い込んでいるし、仕事上、付き合い上必要だと思っている。

(DVの場合の例、コミュニケーションと言って、相手の悪口や自尊心を傷つけるようなことを言うなど)

 

②酒に対するコントロールを失っている

やめたくても、飲まずにはいられない。

アルコールがはいると全く手に負えなくなる。

彼はその通りだと認め、次は上手くやると言うが、飲まずにはいられなくなる。

(DVの場合の例、何かのきっかけで手をあげてしまう。その場ではごめんと謝るが、後日また手を挙げてしまう)

 

③家庭は崩壊し、誰からも見放されるほどの飲酒をする

仕事も出来ず、止めたくても止められない状態

(DVの場合の例、監視をないといられない状態で、監視が気になって仕事が手につかない状態。また、気に入らないことがあれば、すぐに手を上げる)

 

④完全に治る見込みがないと思っている状態

病院や施設を転々としている状態で、暴力的で飲むと狂ったようにみえる。

幻覚や体の震えなどが出ている。

医師はお手上げで首を横に振り、精神病院へ閉じ込めようとするかもしれない。

(DVの場合の例、四六時中一緒にいては、何か気に食わないことがある度、すぐに暴力を振るう。四六時中一緒にいて、監視しているため、働くことは出来ない。今ではストーカーとして規制は出来るだろうが、被害者側が私が助けてあげないと精神で一緒にいる場合は被害届が出されない現実がある)

 

 

(アルコホーリクス・アノニマスより一部参照・改変)

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アルコールだと飲酒と分かりやすい物質があるが、性依存や恋人依存とかになると物体が無かったり、分かりにくかったりするので、発見が遅れたり、認識したくなかったりすることがある。

 

どの依存症でも共通していることが、身内や恋人、助ける人の身や生活が脅かされない前提でその人を受け入れることが大切であるということ。

そして、脅かされるのであれば、すぐに逃げた方がいいということ。

 

本人に治そうという意識がなければ、治療は進まない。

 

そういった意味では意識さえあれば治療は進む。

 

①~④に該当しても、回復は出来る。

 

DVの例は私の勝手な想像だが、そういったことも現実に起こっているのではないかと思っている。

 

大切な人が回復したいと思っていて、家族を危険に晒さないのであれば、何かあっても病気なんだという意識で寛容に受けとめて欲しい。

そして、回復の手助けをして欲しいと思う。

 

ただ、これだけは心にとどめて欲しい

妻など介助者がよく抱きがちな1つの感情

「自分の愛と誠実さでは夫(パートナーなど)の依存症を治せなかった」という恨みの一種

あなたの行いは回復のステップで十分に役に立っているし、依存症という病気なのだから、ハイといってすぐに治るものではないのだから、これは持つ必要が無いものである。

 

そういった感情を持ってしまったら、一息ついて、振り返って頂けたらと思う。

 

 

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次:(アルコール)依存症と自身(16)

 

 

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