こんにちは、タケです。
今日のテーマは
「どこまで正直になるべきか? vol.2」
です。
昨日、個人の輸出ビジネスは小売業というより“サービス業”だという話をしました。
そして、顧客対応として“ウソも方便”も大切だと言いました。
今日は、その具体例をお話しますね。
まず、仕入れた商品のコンディションも問題があり、
そのままでは発送できない場面を想像してみてください。
こんなとき、わたしはこのようにお客様へ連絡をしています。
“発送前の品質チェックにおいて、商品に問題がありました。
別の商品を倉庫から取り寄せますので、1-2日くらい発送が遅れそうです。
あなたに心配をさせたことを謝罪します。”
この文章の中において“ウソも方便”なのは、
「倉庫から取り寄せます」
という部分ですね。
商品は売れたら仕入れをおこなうという「無在庫販売」ですので、
倉庫を持っているはずがありません。
そうなると、これは“ウソと”いうことになりますね。
でも、本当は100%のウソではないのです。
なぜなら、必ず売れると分かっている商品は「在庫」として持っていますし、
お客様から返品されてきた商品も在庫として保管してあるからです。
話を戻しますが、お客様にこのように伝えれば100人中100人、こう思うはずです。
“まあ、そんなこともあるよね。しょうがないから、ちょっとだけ待つとしよう。”
“ウソも方便”は、こう思ってもらうことが目的なわけです。
正直に言うことがいつも正しいとは限りません。
というより、正直によってお客様が“変な不安”を抱くことの方が問題です。
ただ、気を付けてほしいのは“相手に損を与えるウソ”です。
これだけは絶対にしないでくださいね。
◆あとがき◆
最近、我が家の光熱費が上がってきたように思います。
原因は「使用量の増加」と「料金の値上げ」です。
今年の夏、日本中が“節電ブーム”でしたが、
我が家はいつも通りの生活をしていました。
でも、誤解しないでくださいね。
我が家は日ごろから“節電”を心がけていますよ。
その節電ブームの中、私はある疑問を感じました。
それは、節電のために“能率”を下げることへの疑問です。
例えば、エアコンの設定温度を上げれば部屋が暑くなって能率が下がりますよね。
だったら、設定温度はそのままで能率を上げて、
電気料金を余分に支払った方が良いのではないのか?
と思ったわけです。
日本中が閉塞感に包まれる中、節電というものに疑問を禁じ得ないのでした。
タケ