こんにちは、タケです。
今日のテーマは
「返品マナー」
です。
eBayでセラー活動をしているなら、必ず「返品」を経験していると思います。
え? 返品の経験がない?
では、セラーとして仕入れた商品を返品したことはありませんか?
ところで、返品というのは、その理由によって「返送の料金」を誰が負担するのか変わりますね。
もし、返品の理由が「商品の不具合」であれば、返送料金はセラーが負担し、
反対に「お客様都合」であれば、それはバイヤーが負担することになります。
何故こんな話をするかというと、この理由の違いによって「返品状態」が違ってくるからです。
お客様都合でバイヤーが返品する場合、バイヤーは少しでも送料を安くしたいと考えます。
もちろん、これは当たり前の話ですね。
でも、商品の“品質を損ねる可能性がある”返送はマナー違反です。
例えば、先日、こんなことがありました。
シュリンク包装された商品を購入したバイヤーが“開封後に返品したい”と言いました。
この商品は「返品可」に設定してありましたので、バイヤーの要請を受けれました。
ただ、返品理由が“お客様都合”でしたので、返送の料金はバイヤー負担となりました。
しばらくして、商品が返送されてきたのですが、荷物を見てビックリしました。
なぜなら、梱包が厚手の封筒だったからです。
この商品はプラスティックのケースでしたので、封筒では“圧迫による破損”に耐えられないわけです。
恐る恐る封筒を開けてみると、さらにビックリです。
商品が“裸のまま”入れられていたからです。
もちろん、こちらからは「プチプチ包装+段ボール箱」での梱包で発送しました。
このとき、私はこう思いました。
“自分が買った商品がこんな状態で送られてきたら、このバイヤーはどう思うだろう?”
ちなみに、私が商品を返品するとき、その理由が「商品の不具合」と「お客様都合」のどちらであっても、
なるべく“自分へ届いたときと同じ状態”で送り返すことにしています。
つまり、自分が送料を負担しなければならない場合でも、無理に送料を安く済ませようとは考えません。
なぜなら、これはバイヤーの“購入責任”だと考えているからです。
返品する商品は、自分のものではありません。
預かっているだけなのです。
そして、商品価値を損ねるようなことはしてはいけません。
そうであるなら、扱いにはより慎重になるべきだと思います。
ということで、商品の返品にもマナーが存在することを忘れないでくださいね。
タケ