こんにちは、タケです。
今日のテーマは
「対応に困るバイヤー vol.2:分割払いはできませんか?」
です。
昨日から、対応に困るバイヤーの話をしています。
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事例2:分割払いはできませんか?
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バイヤーからこんなメールが届きました。
“商品を購入したんだけど、2回に分けて支払いたんだ。”
私は、こう答えました。
“PayPalが分割払いを認めるなら、私はそれを承諾しますよ。”
そもそも、PayPalは「分割払い」を認めているのでしょうか?
というのも、PayPalが用意している「定期購読」という支払オプションを
分割払いに活用できると言っている人がいるからです。
しかし、定期購読は分割払いではありませんよね。
なぜなら、定期購読は“いつでも支払いをやめることができる”からです。
つまり、1回だけ支払って“とんずら”することが出来てしまうわけですね。
ですので、PayPalは分割払いを認めていないということになります。
では、どうするか?
一般に、分割払いはクレジットカード会社へ依頼することになりますね。
しかし、分割払いでは「手数料」が発生します。
だから、バイヤーはセラーへ直接「分割払い」を依頼してくるのだと思います。
でも、このバイヤーの考えは“おかしい”ですよね。
なぜなら、分割払いによる「利得」を無料で手に入れようとしているからです。
そもそも、分割払いは代金の支払いが完了していなくても、
商品やサービスの提供を受け取ることができる仕組みです。
つまり、未払金があっても商品やサービスが手に入るという利得があるわけですね。
でも、この利得も「サービス」の1つですから、対価を支払う必要があるのは当たり前です。
その対価というのが「手数料」ということですね。
おそらく今回のバイヤーは、こういったことを知らないのだと思います。
ただ、セラーとしては知っておかなければならないことです。
ということで、バイヤーからの「分割払い」要求には注意してくださいね。
タケ