このところ、東京は不安定な天気が続いています。


晴れてると思ったら急に大粒の雨が降ってきて、すぐにまた嘘の様に晴れたりと。




そんなある日。


スーパーに買い物に出掛けようとしたのですが、窓の外を見ると今にも雨が降りそうな空模様。

テレビの天気予報でも「急な雨にご注意ください」と言っています。


「今出掛けたら絶対に降られる!」

と何の根拠も無い予言を自分で自分に言い放ち、しばらく待つ事に。


天気予報で言ってる「急な雨」が通り過ぎてから出掛けよう!雨雲さん、あなたには負けませんよ~だ!


と待ち続けるも、その「急な雨」が来る気配がありません。



別にそんな事をしなくても、もし降られた時の為に傘を持って出掛けたらいいだけの話なのですが、僕は傘を持って出掛けるのがとても嫌なのです。

仮に、出先で雨が降ってきても傘をさすくらいなら少々雨に濡れる方が全然いい!というくらい傘が嫌なのです。

しかもスーパーで傘を持っていると、買い物カゴがとても持ち辛い。


なので絶対に傘を持ってスーパーに行くもんかっ!と雲とのにらめっこは続きます。

こうなったらもう意地です。

雨雲に負けてたまるか!という意地です。













いまのうちに行った方がいいかも…




と、あっけなく意思が揺らいだ恵畑は急いで出掛ける事に。


外へ出てみると1、2滴雨を感じるくらい。


「やっぱりいまのうちに出掛けて正解だった!」

と勝ち誇った顔でスーパーへ歩き出した恵畑。

すると、


たかだか徒歩2、3分のスーパーに行く間にどんどん雨あしが強くなってくるではあ~りませんか!

君たちがいて、あ僕がいる。


早足でスーパーに着いた頃にはがっつり「雨に降られた男」状態。眼鏡もワイパーが欲しいくらいにビショビショです。


ちょっと恥ずかしい気持ちを持ちながらも、「帰りには止んでるよ、急な雨、通り雨みたいなもんでしょ」と買い物を済ませてスーパーを出ます。



さっきよりもひどい雨に。





5秒程呆然となるも、もう帰るしかありません。

いつ止むかもわからないし。

と歩き始めたその目に飛び込んできたのは!


点滅する横断歩道の信号!




渡る前に切り替わった赤信号を視界不良の眼鏡越しに見つめる僕の脳内には、この歌が流れていました。



あ~の日あ~の時あ~の場所で

き~みに会~えなか~ったら~









そんなこんなで家に着いたとたん雨は止みました。



…お約束ですね。





そして、そんな8月ももうすぐ終わりますねキラキラ