9月5日

それから、イエスは彼らに息を吹きかけて言われた。「聖霊を受けなさい。」

ヨハネによる福音書 20章22節


「彼らに息を吹きかけた」という言葉が描き出す美しい情景は、シンプルでありながら完全な教えとなっています。聖霊を受けることは、呼吸をするのと同じくらい容易なことなのです。主は弟子たちに、「さあ、こうして聖霊を受けるのですよ」と教えるために、呼吸――息を吐き、吸うこと――というイメージを与えられたかのようです。

汚染された空気によって肺が毒されるのに、病院の隔離室にいる必要などありません。ほんの数分前に吸い込んだ空気をそのまま体内に留めておくだけで、私たちは死んでしまうでしょう。

純粋な成分はすでに吸収されてしまい、あとには一酸化炭素やその他の致死性のガスしか残らないからです。

聖霊に満たされるためには、罪深い生活だけでなく、古い霊的な生活をも捨て去り、自分を空っぽにしなければなりません。私たちは絶えず新しい息を吸わなければ、死んでしまいます。主は、私たちが自分という存在のすべてを主に明け渡し、空っぽにすることを望んでおられます。その状態にあれば、何の苦労もなしに、主を豊かに受け入れることができるのです。

「空虚」な場所は必ず満たされるものです。空っぽの肺には、必然的に新鮮な空気が満ちてきます。もし私たちがその気になり、正しい心構えを持っているならば、聖霊を受けることは何ら難しいことではありません。