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かのんのお部屋

日々いろいろ思ったことを☆

私の親世代が集まる、地元で有名な老舗バンドの定期コンサートに行った時の事である。


800人近く収容できるホールが、満席に近い人達で埋め尽くされているあたり、このバンドの地元での知名度の高さを窺い知ることができると思う。


私は、このバンドの数名の方々と他の団体を通して親交があることもあり、コンサートには毎年誘われる。もちろん、それは個人的なお付き合いなのだが、ここ数年、私が参加するバンドとの交流も少しずつではあるが増えてきた。そんな訳で、バンド同士のお付き合いという礼儀も兼ねながら、バンドのいち代表としてコンサートへ行ってきたのである。


大人な演奏テクニック、余裕のソロ、客を愉しませるパフォーマンスは、さすがの貫禄。結成10年足らずの私たちのバンドでは、足元にも及ばない歳月の積み重ねが感じ取れた。


コンサートも後半にさしかかった頃、バンドマスター兼司会の方が、同じ地元のバンドを口頭で軽く紹介する場面があった。その紹介には、私たちのバンドも入っていた。しかし、それを聞いてものすごくショックを受けた。


なぜなら、口にする情報が、ことごとく誤っていたからである。


司会の方は、私たちのバンドを正確に認識していない・・・それが手に取るようにわかった。その場のノリで紹介していたが情報が曖昧だったこともあり、最終的には「まぁ、どうでもいいや」の一言で締めくくられてしまった。


これを聞いて、怒りが沸いてきた。


このバンドの人達にとって、私たちのバンドなど「まぁ、どうでもいい」存在なのか・・・団体として礼節は尽くしてきたつもりだったので、よもや、ここまで軽んじられようとは思いもしなかった。さらには、800人近い聴衆に誤解をされたままになったことが許せない。この出来事のせいで、後の演奏を素直に楽しむことができなくなってしまった。


彼らにとっては、軽いジョークのつもりだったのかもしれないが、私たちのバンドとしては侮辱ともとれるこの態度。正直、しばらく怒りがおさまらず、勢い直接文句を言おうかと思ってしまったほど。しかし、感情に任せての行動はよくないと思いぐっと堪えた。


ただ、怒りは簡単におさまらないので、その場にいた元メンバーに「どうしたらいいか?」とアドバイスを求める。しかし、アドバイスは「ここは、君の腹におさめておいた方がいい」という何とも弱腰なものだった。


私としては、例え目上の方々でも言うべき時には、はっきり言わないと・・・と思っていたから、このアドバイスに自分の考えを砕かれたように感じた。何とも言えない感情がうずまいたが、どうすることもできないのでとりあえずそのまま一夜を明かすことになった。しかし、寝て起きてもまだ感情は渦巻いていた。


翌日、悶々とする中、あるテレビ番組を見ていた。その番組である言葉が目に付く。


「降伏」


降伏・降伏・降伏・・・と、3度繰り返された時、頭の中に「サレンダー」が思い浮かんだ。この言葉が思いのほか気になり、今一度サレンダーを調べてみた。


そうして、あるサイトに目がとまった。


何でも上達をするには積み重ねの練習が必要です。そして、上達にはコツがあります。


サレンダーは、私たちがコンシャスクリエイターとしてこの地球上で生きていくために必要なテクニックです。サレンダーのスキルを身につけて宇宙の流れと調和することであなたの人生は大きくシフトするでしょう。


私たちは、怖れによって流れに逆らう傾向が強くあります。クセや習慣を変えるにはある程度の期間集中して意識的に習慣を変える努力をする必要があります。


私たちは、流れの先にある宇宙が用意してくれる最良の結果を信頼することができず、つい結果をコントロールしてしまいたくなったり、不安や恐怖に襲われ自分の足元を見ることができなくなってしまいます。グランディングすることができずに、ぐらついてしまうのです。


宇宙を完全に信頼し、流れに身を任せることができないのは、その流れの先にあるものを見る力、第三の目の力が衰えてしまっているからです。私たちは物質世界にいるため肉眼で見えるものを信じるクセがついています。結果や証拠として肉眼で確認できないものは真実味にかけいまいち信用することができないのです。


しかし、創造主として生きていくためには、無から有を生み出す力を鍛えなければなりません。つまり、肉眼で見えないものを見る力、信じる力をつけなくてはなりません。


思考が私たちの現実を創ります。私たちが自分たちの思考を管理しない間は私たちが理想とする豊かで快適で幸せな人生を創造していくことはできません。なぜなら、私たちは、古い信念形成に基づいた思考パターンに支配されているからです。私たちは習慣の奴隷になってしまっているのです。今すぐその奴隷制度を解放し、自分自身に主体性を持たせて、人生が理想や願望の方向に向かうように思考(エネルギー)に方向性をつけていかなくてはなりません。


エネルギーは自分が意識を向ける方向に集まり流れていきます。自分のエネルギーフィールド(思考)を管理することでエネルギーに方向性をつけてあげることができます。私たちが理想としないネガティブな体験を引き寄せ続けるとき、私たちは無意識にも傷ついたトラウマに気を捕らわれてしまっています。意識がそこに自然と向いてしまうのです。これは習慣によるものです。そして、もちろん、根源となるその傷を癒す作業も同時に行なっていく必要があります。


サレンダーがうまくできないのは、怖れベースの思考パターンにハマってしまっているサインです。自分のエネルギーフィールドが現在どのような状況あるいは状態にあるのかチェックしてみてください。疑心暗鬼や不安を感じているのなら、怖れベースの思考回路で物事を考えている証拠です。1日に何万回と繰り返される思考を一つ一つ管理することは不可能です。しかし、思考を精密かつ正確に検知してくれる感情をみることで自分がどんな事を考えているのか知ることができます。


安心感や絶対的な信頼を持って流れに身を任せることができるようになることが私たちのゴールです。自分のエネルギーフィールドの状態を管理することは、サレンダーに近づくためのコツです。


自分の内側を常にチェックし、自分自身の今日の状態を知ろうとしてみてください。自分の心がざわざわしているときは独りの時間を過ごすときです。エネルギーに方向性を持たせ、それを管理していくことで不安を解消することができるでしょう。


                     インターネット検索サイトより引用


あぁ!そうか!!私は、サレンダーできていなかったのかと思った。



これは、8月の泥棒の一件 とつながる。


あの時もショックのあまり、我を忘れた状態になっていた。しばらく、何事も楽しめないでいたが、山頂でご来光を拝んだ事がきっかけとなり、憑き物が落ちたようになった。あの爽快感は、「サレンダー」した状態だったのだ。


だが、この時の私には「全てを委ねる」ということが、もうひとつ腹に落ちてなかったのだろう。泥棒事件のあと、ある歌を聴いていて「全てを委ねる」という言葉が無性に気になっていたのであるが、なるほど、このことを意識にのぼらせるため、学ばせるため見る必要があった言葉だったのだと今更ながらに思った。そうして、この一件があったのだ。

見えない存在からのメッセージ再び、である。


お陰様で私の心も、すっきり落ち着いた。


今回のことは、客観的に事実をありのまま関係者に伝えることにして、あとは全て神に委ねようと思った。私の思惑で、様々な人々を巻き込んで物事をどうこうするのではなく、「神に委ねる」これが一番いい方法なのだと。きっと、皆が一番いい方法で物事は進んでいくと思う。それがどんな結果になるにしろ、流れに身を任せようと思ったのだ。


そうした後、老舗バンドの面々にも感謝の気持ちが湧いてきた。


素晴らしい音楽を聴かせてくれて、ありがとう。

音楽を通じての交流をさせて頂けていることに、ありがとう。

音楽以外でも、様々なことを教えていただけけることに、ありがとう。


何より、一番大切なことに気がつかせてくれて、ありがとうである。