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かのんのお部屋

日々いろいろ思ったことを☆

先日のケンカから、思ったことがあったので書き留めておきたい。


今回のケンカは、私が「平等に褒めてもらいたい」という要求を彼に出したことから始まった。


私は、少し感情的になりながらも、なるべく落ち着いたメールで簡潔に事の次第を書いて送った。が、彼からのメールの内容は自分の言い分を全面に押し出した内容だった。


私自身の要求を受け止めてくれていなかった事に、私の中のイライラ感に火をつけた。そのせいもあって、文章の行間を冷静に読み取れなかった。


だから、彼の言葉を大きく勘違いした私は、さらに「わかって欲しい」と要求をするメールを送ることになる。それに彼がキレたのだった。


彼がキレた内容のメールを送ってきたとき、私は激しく泣いていた。


それは、しばらく続いたが、数日もすると次第に落ち着いてきた。何というのか、感情を出し切ったようにスッキリしたのが不思議だった。ツインソウルの彼もそうだったと思われる。


多分、お互いに溜まっていた「心のモヤモヤ」を吐き出したのだろう。


以前から薄々気づいてはいたのだが、ツインソウルの彼は自分の要求が思ったように伝わらないと、癇癪を起こすタイプのようだ。


彼の無理な要求を、私が諭すと癇癪を起こすというパターンがあったように思う。


片や私は、自分の要求が思ったように伝わらないと、激しく泣くタイプ、ということが、今回の一件でわかった。


今までのケンカでは、彼の癇癪に動揺してしまい、そこまで頭がまわらなかったようで、自分で気がついていなかった。


よくよく考えると、どちらも「自分の要求が思ったように伝わらない」という同じ苛立ちを、まったく別の行動で表現していたようだ。


子供みたいだなぁ・・・と思った。


子供時代、お互いにこんな感じで、親に対して自分の要求を訴えていたのだろう。そうして言い分を聞き入れてもらえずに叱られると、その行動は激しくなりさらに叱られる。


私は、子供の頃叱られる度にいつもいつも泣いていた思い出があったのだが、今回のことで「自分の要求が思ったように伝わらない」ということで泣いていたのだ、ということに気がつかされた。


これでは、泣くのも当然かも・・・と思った。
ずっと、ずっと「わかって欲しい」という怒りを涙で流していたのだから。


しかし、泣くばかりでは親に伝わるはずもなく、「泣けばいいと思って!いい加減にしなさい!」とさらに厳しく叱られる。きっと、彼も癇癪を起こして怒りを表現していたのだろうが、親御さんがとった行動は厳しい接し方であったに違いない。この子のためにも、甘やかしてはいけないという思いが厳しい態度になっていたのだろうと思う。


どちらも、非常にわかりづらい方法で自分を訴えていたのだ。
自分の気持ちを素直に伝えることができないためにこんな行動に出ていたのだろう。素直でない感情の発露だったのだ。


親にしてみれば、扱いづらくて面倒くさい子だと思ったことだろう。

今までの私も、彼と接する中でこう感じていたところがある。表の顔とはうらはらで、本当に難しい人だなぁと。かくいう私自身も難しいタイプだったのだが(^^;


だが、私達は必死だった。


一生懸命いい子にしてきたため、感情を抑えることに慣れてしまった私達には、この方法でしか自分を表現する術がなかったのだ。


「子育てハッピーアドバイス」の著者である明橋大二先生はこうおっしゃっている。


 まず、比較的叱ってもかまわない子に、二通りあります。 一つは、わりと自分に自信があって、何事に対しても前向きで積極的な情緒的に安定した子。そういう子は少々叱っても前向きに受け止めて自分のために叱ってくれたんだな、と思います。そういう子は叱ると、逆にシャキッとすることもあります。

 もう一つのタイプというのは、のんびりした子です。 おおらかな、物事にこだわらないタイプの子。」 そういう子は怒ってもあまりこたえない。怒っても怒っても 右の耳から左の耳で、へらへらしている。そのうち怒っているこっちがあほらしくなってきて、最後になると、一緒に笑ってしまうという得なタイプですね。こういうのんびりした子は、わりと叱ってもいいと感じます。

 ところが、叱るのに注意がいる子というのがまた二通りあります。その一つは非常に気が小さい子です。ちょっと注意しただけですぐ萎縮してしまって二度と同じことができないという、非常にびくびくした臆病な子。そういう子は あまり叱らないほうがいいです。


~中略~


 問題なのがもうひとつのタイプです。


 もうひとつのタイプはどういうのかというと、意地っ張りで頑固で、「どーせ」とか言う、いわゆるカワイくない子です。こういう子は言っても言っても全然素直じゃないし、反発してくるから、なんというプライドの高いやつだ、と、こちらがだんだん腹が立ってきます。ところが、こういう子は、本当はとてもナイーブで、けっこう傷ついているんですね。しかし、それをうまく表現できなくて、意地を張るとか突っ張るとか、そういう形でしか出せないのです。だから、本当は、人の二倍・三倍傷ついているのです。ところが、こちらはというと、叱っても全然こたえないし、プライドが高すぎるからそのプライドを叩き壊さないといけないということで、人の二倍・三倍叱りたくなってくるんですね。そうするろ、すでにこの子は人の二倍・三倍傷ついているのに、そのうえに、二倍・三倍叱るとなると、四倍・九倍傷ついていく。

 いろんな問題行動とか、心身症とか、 あるいは後に非行に走ったりする子を見ていると、だいたい、こういう子が多いのです。


  大切なのは、こういう子は叱るんじゃなくて、まず、事情を聞いてやることです。「きっと、訳があるんだろ。まず、それを言ってごらん」。まず本人の事情を聞いてやる。そして、「分かったよ」と認めてやる。そのうえで、「だけど、こういうことをしたらいかんだろ」と諭すように言うと、わりと入る。しかし、実際は、見るからにカワイくないもんですから、ついつい叱りすぎてしまって、悪循環になってしまう場合が多いのです。
 
                   明橋大二 著/「輝ける子」より引用


私たちは、この叱るのに注意がいる子の特徴をもっていたように思う。


以前、この先生の講演会を聴きに行ったとき、先生がある絵本を朗読して下さった。


おこだでませんように/小学館


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この絵本の主人公の男の子は、先生の仰るところの叱るのに注意がいる意地っ張りなタイプの子。

私は、朗読を聴きながら、講演会の会場で大泣きしてしまった。ツインソウルの彼に重なってしまったのと同時に、自分自身の心がそれに共鳴していたのだ。私自身の小さいころを思い出していたのかもしれない。


明橋先生の著書をじっくり読み返し、自分自身の子供時代を思い返して、子供の時どう接してもらいたかったか感じてみた。そうしたら、自然と彼に対してどんな態度にでればいいのかわかった。



それは、彼の要求を受け止め聞いてあげるという事だ。そこにどんな思いがあるのか、とにかく聞き入れてあげることが必要だと。彼の訴えに耳を傾ける。もし可能ならば抱きとめてあげられるとなお良いかもしれない。それが出来た上で、私の気持ちを彼に伝えるのだ。


私達のようなタイプは、普段はあまりワガママを言わないことが多い。だからこそ、口に出したり態度で訴える時は、よほど聞いてもらいたい、叶えてもらいたい事がある時なのだ。だからこそ、言い分を聞いて理解し認める前に叱ったり諭したりして訴えを遮ったり、ましてや無視をするのは逆効果なのだ。これでは、本人の「伝えたい」という意欲を削いでしまう。そのうち、「どうせ言っても聞いてもらえない」と諦めるようになってしまう。自信をなくしてしまうのだ。



彼に求める前に、私がそれを実行することが大事なのだろう。


私が彼の気持ちを受け止めることができれば、彼も落ち着いて私の気持ちを受け止めてくれると思う。



今回のケンカで思いもかけず、お互いのインナーチャイルドを認識することになった。

悲しくて悔しくて途方にくれているお互いのインナーチャイルドを思うと、私は愛しくて今すぐにでも抱きしめてあげたくなった。そうして、言い分をとことん聞いてあげたくなった。



「抱きしめて、私の話を聞いて」



私のこの本当の気持ちが、インナーチャイルドの訴えだったと改めて理解出来たことに深く感謝をする。