かのんのお部屋 -109ページ目

かのんのお部屋

日々いろいろ思ったことを☆

先日、とても印象的な夢を見た。

道の真ん中で、ものすごい形相のお化けが、猛スピードで走り近づいてくる。
私は、逃げたかったが恐怖で身動きがとれなくなっていた。

「その枕をつかんでいろ」

お化けがそう言ったのか、どこからか声がした。

覚悟を決めたが、あまりの恐怖にもっていた枕をギュッと抱きしめて、顔をうずめる。
心臓の鼓動はバクバクと激しく脈打ち、どうにかなりそうな感覚に。

次第に近づいてくるお化けへの恐怖がピークに達したその時、お化けが私の腕をつかんで血を吸った。

しかし、その行為は予想に反して非常に優しいものだった。

あの恐怖は何だったのだろう・・・

恐怖がどこかへ行ってしまったと同時にお化けも消えた。

この夢を見て思ったことがある。


それは、恐怖というのは自分の心がつくりだしたものなのかもしれないということ。

怖そうな見かけのお化けを、自分自身が勝手に「怖いもの」と思いこんでいたんだなと。

見かけが怖そうだからといって、怖いとは限らない。
実際、このお化けは、嘘かと思うくらい本当に優しかった。
血を吸われながらも、え?それだけでいいの??ってくらいに少量で、意外に謙虚(?)だった。

恐怖に感じることからは人間逃げたくなるものである。

だが、逃げ続けても恐怖心は減らないし、却ってどんどん怖さが増していくだけだと思う。


ではどうしたらいいのか?




怖いままでは、身動きがとれない。身動きがとれないままでは辛いし窮屈だ。

ならば、いっそ恐怖と対峙してみるといいのではないかと思うのだ。

覚悟を決めて、恐怖と向き合ってみる。

そうして、恐怖の正体を見極めてみる。




正体を見極めることが出来たとき、私の夢のようにあっけなく恐怖心は消えてなくなることであろう。




「幽霊の正体みたり枯れ尾花」である。


☆恐怖心や疑いの気持ちがあると、何でもないものまで恐ろしいものに見えることのたとえ。また、恐ろしいと思っていたものも、正体を知ると何でもなくなるということのたとえ。




こんな事を、この夢は示唆していたのかもしれない。