土曜日、息子のLINEに誕生日メッセージが1件、届いてました。


高校時代の後輩の女の子からでした。


黒いワンビースを着て、しゃがみこんだ下向きの女の子が、[誕生日おめでとう]のくす玉の紐を静かに引いているイラストスタンプでした。


イラストの雰囲気から亡くなったこと、誰かに聞いて知ってるのかな、っていう感じでした。


寂しくなりながら、亡くなった事と母である事、よかったら私のLINEに思い出が欲しいこと伝えてメッセージ送りました。


しばらくして、その子から、今日、メッセージが届きました。



読み進めているうちに字が涙で滲んできました。



・・・それは本当にお世話になったと息子への御礼のメッセージでした。 


遠方に引越しして寂しい自分の気持ちを気づかって、地元に帰った時、遊びに連れて行ってくれたり、ご飯に誘ってくれたこと。 


学校生活で悩んだ時、いつも気にかけてくれ、たくさんアドバイスをくれたこと。


一緒に相談しながら行事の話を進めていった時、とっても楽しかったこと。


部活してる先輩がかっこよくて、普段とのクールなギャップに驚いたこと・・・。 


そして、最後に結びの言葉。


「先輩は私が今まで出会った先輩の中で1番大好きで、尊敬していること。 

先輩のおかげで充実した高校生活を送ることができ、この感謝の気持ちを少しでも伝えれれば、と思いLINEしたこと。」



・・・優しいその子の語り口に、息子が愛されていたことをあらためて知りました。



そんなに愛されていたのに、旅立ってしまったの・・・・



あふれる涙がとまりません。