今、私は、外出も大変な労力を要するのですが、珍しく主人が僧侶さん主催のわかちあいの会に行きたいというので行ってきました。主人も思うところあるかも、と思ったので。
その時の出来事、お話させてください。
主人とは違うグループに入り、年配の僧侶さんと何故かメイクバッチリの20歳くらいの僧侶女子が同席しました。(僧侶の着物着てました。メイクが濃い時点で、私は大学生を思い出し、さらに息子の大学生活を思い出し、気持ちはアウトでした)
その女子の挨拶が、「今日は皆様と色々と勉強させてください!」と元気いっぱいに。
瞬間、私の心は破裂しました。
自死を勉強するって・・。
そして、私が挨拶で、大学生の息子を亡くしたと話しした時。
横でその僧侶女子が年配の僧侶女性に、耳打ちして「この人、私と同い年位の人亡くしてるから、話づらかったら抜けます」って。
小さい声のつもりかも知れませんが、私には最悪なことに、丸聞こえでした。
お話が進む中、私はその声と息子と同い年位のオーラに次第に息苦しくなり、年配の僧侶さんが、「何かお話されたいことありますか?」の問いに、思わず、「私の隣りの方が息子と同い年なので、気持ち辛いです。」とお伝えしました。
すると、僧侶女子が、「やっぱりそうですよね。そういう時は早く言ってくださいね」と明るく足速く去って行き、後ろにいた僧侶さんにも、「あの方の息子と・・」の話をして部屋から出て行きました。
唖然としました。
もう哀しみしかなく、会が早く終わることで頭がいっぱいでした。
最後にお経を読む時もまた僧侶女子が入ってきて、声高くお経を読んでいました。
心痛著しく、泣きそうになりながら、会が終わって靴を履き替えた時、すっとかなり年配の僧侶さんが来られ、「ご不快な思いをすみません」と声がけされました。恐らく、他の僧侶さんから状況を聞かれた様子でした。
思わず、私は、「自死は勉強することですか?会の主催に参加した側の気持ち、理解頂いてますか。」と言ってしまいました。
すまなさそうに「後で言い聞かせておきます」と再度、謝られました。
色んなわかちあいの会があり、真摯に活動されている方々以外に、こんなケースに遭遇してしまい、私の心はかなり凹みました。
息子が亡くなっていなかったら、この会行かなくてすんだのに、なんでここにいないかなーと思い、じくじくとまた負のループに入ってしまいました。
辛い1日でした。