映画『missing』 | 今日もアラカルトでおもてなし

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2022年の10月に、糖尿病2型を発病。今は努力の甲斐あり数値安定、体調も安定してますが、油断は禁物!どんな苦労や努力をしているか素人ながら発信していけたらと思います
他にも姑の愚痴や、夫の愚痴、ドラマ映画の感想等もあります


2024年
5月〜公開中

昨日、仕事が終わってからタコ🐙と一緒に観てきました。

あらすじ

とある街で起きた幼女の失踪事件。あらゆる手を尽くすも、見つからないまま 3 ヶ月が過ぎていた。 娘・美羽の帰りを待ち続けるも少しずつ世間の関心が薄れていくことに焦る母・沙織里は、 夫・豊との温度差から、夫婦喧嘩が絶えない。 唯一取材を続けてくれる地元テレビ局の記者・砂田を頼る日々だった。 そんな中、娘の失踪時、沙織里が推しのアイドルのライブに足を運んでいたことが知られると、 ネット上で“育児放棄の母”と誹謗中傷の標的となってしまう。 世の中に溢れる欺瞞や好奇の目に晒され続けたことで沙織里の言動は次第に過剰になり、 いつしかメディアが求める“悲劇の母”を演じてしまうほど、心を失くしていく。 一方、砂田には局上層部の意向で視聴率獲得の為に、 沙織里や、沙織里の弟・圭吾に対する世間の関心を煽るような取材の指示が下ってしまう。 それでも沙織里は「ただただ、娘に会いたい」という一心で、世の中にすがり続ける。 その先にある、光に———

(ネットよりお借りしました)



観ていて本当に辛い映画でした。



物語としての起承転結は特になく、ある日幼い我が娘が、忽然と行方不明になり、その行方を捜す親の苦悩、哀しみ、憔悴感をフォーカスした内容で、いわばドキュメンタリー映画のような作品でした。


ゆえに演じるキャストの人たちの力量がシンプルに問われる難しい作品でもあったのではないでしょうか?



その意味では、皆さん素晴らしかったです。


特に主演の石原さとみさん、娘を必死で捜す母親の悲しみを超越した狂気を見事に演じられていました。








石原さんご自身も、幼いお子さんがいらっしゃる事もあり、殊更娘をある日突然失う(行方不明)母親の計り知れない苦痛や恐怖、悲しみ等演じながら共感されていたかもしれませんね

また、それを追跡取材する報道記者役に中村倫也さんが好演されてました。



報道マンとしての使命感と、スクープを撮って名を上げたいという欲望の狭間に悩む姿がひしひし伝わってきましたね。



実際、映画と同じようにある日何の前触れや理由もなく、僅かに目を離した隙に、我が子が姿を消し、何年も何十年も探し続けている親御さんはいらっしゃいますからね・・・・

観ているほうもキツかったです・・・


胸は重くなりますが、作品としては見応えありましたので、興味のある方は劇場へ


わたし的★は4つです
えーんえーんえーんえーん





このシーンの石原さんの演技はもうリアルとしか思えないくらい凄かった・・・です・・・