家の郵便受けに「IKEA」のカタログが投函されていました。
言わずと知れた巨大店舗が特徴の家具屋さんですが、
そう言えば、最近は行っていません。
郵便受けにぶ厚いカタログがドサリと入れられているのは
それなりの存在感があり、特に用は無かったけれど、
パラパラめくってみることにしました。
北欧家具ならではの、デザイン性が高い商品が美しく並んでいます。
耐久性などの品質がどうかはさておき、
トータルコーディネートを間違えなければ
素敵な部屋に仕上がりそうなアイテムがたくさんです。
そしてフト気づいたことがあります。
商品の写真のそばに、家具の種類と、価格が書いてあるのですが
それらと一緒に意味不明の言葉が書いてあるのです。
例えば、「TARVA/タルヴァ ベッドフレーム(シングル)\11,990 」
タルヴァって何??
他の商品を見てみても、そこにも、家具の種類の前に、
ブースンゲ、グッネルン、ブルサリなど・・・
全ての商品に付いているようなので、
どうやら商品名だと思われます。
しかし、家具の種類と、あとせめてその商品の型番が書いてあれば、
それで用は足りるような気がするんだけど、わざわざすべてに商品名を
付ける意味はあるのだろうか?
それも、なんとなく固有名詞が付いているような気配がする...。
例えば日本の家電の場合では、テレビなどそのメーカーがイチオシの
商品を売り出す際は「アクオス」とか「ブラビア」とか商品名が付いていますが、
特にハイスペックでもない汎用品にまでは名前は付いていないと思います。
まさに、種類と型番だけのことも多いです。
家具でも、例えば無印良品とかに行って、
「辰夫 リクライニングチェア \8,700」とか
「信濃川 バスタオル \3,200」とか
固有名詞が付いているのは見た事がありません。
ではなぜ、この「IKEA」は
それ(全商品に固有名詞らしきものを付けること)をしているのか。
これはおそらく、正解はどうか知りませんが、
全ての商品にキッチリ名前を付けることによって、
売り手側には「愛着」を、
買い手側には「買い間違い防止」をもたらす意味があるのかもしれません。
1人で悩んでいてもラチがあかないし、こんな話を友人とした事もないので、
少し調べてみました。
すると、下記のようなことが分かりました。
スウェーデン発祥の企業というだけあり、
ソファ、テーブルなどには、スウェーデンの地名が付いている。
バスルームの商品には、湖や川や島の名前。
照明器具には、音楽や化学や気象に由来する名前。
生地やカーテンには、女の子の名前。
椅子や仕事机には、男の子の名前。
また、近隣の国からも借りてきているようで、
ベッドや洋服ダンスには、ノルウェーの地名。
食卓や食卓用チェアにはフィンランドの名前。
絨毯にはデンマークの村や町の名前が用いられることもあるそうです。
名付け方の明確な境界線までは分かりませんが、
今のところ北欧に関わりの薄い僕にはIKEAの商品名が
初めて聞くような名前ばかりなのがこれで腑に落ちました。
ちなみに発祥はスウェーデンでも、本社はオランダでした。
これまた知らなかった。
しかし、タダのカタログからこんなに学べるなんて。
堪能させて戴きました!











