明日はまたマレー鉄道に乗ってタイに向かいます。
座ってるお客のそばスレスレを車が通るようなスリリングな食堂で晩飯を食べながら夜景(?)を堪能したあとは、これまた中国風の寺院に行ってみた。
2010年2月5日
憧れの地、カトマンズへ行くための解決策は、意外な形でやってきた。
(詳細はタイ①②③をご覧ください)
朝、カオサンロードの例の旅行会社に行く前に、
念のため、今回の世界一周航空券を発行してくれた「世界一周堂」にケータイからメールで問い合わせてみたのだ。
すると、「本来乗るはずだったのに乗り過ごしてしまったチケットという事であれば、まずは航空会社のオフィスに言ってみて、日時変更の交渉をすれば、もしかしたら手数料のみでチケットの再発行をしてくれるかも」とのアドバイスを得た。
なんだ、それは…。
そんなことが可能なのか?
これまで飛行機に乗り忘れたことなど無かったので、そんなこと考えたことすら無かった。
よし、じゃあそれをしてみよう。
もしそれが可能なら、わざわざ新しいチケットを代理店で購入する必要がなくなり、最高の解決だ。
タイ航空のオフィスは事前に調べてあったのだが、少々歩いて行くには遠い。
だからタクシーで向かおうとしたところ、急にトゥクトゥク(簡易なタクシーみたいな乗り物)のおやじが客引きにやってきた。なかなか強引な登場だった。
「おいあんた、どこまで行きたいんだ?」
「シーロム通りだよ。」
「シーロムのどこだ?」
「タイ航空のオフィス。」
「シーロムは遠い。タイ航空のオフィスなら、ここからシーロムより近いランルアン通りにある。さあ、このトゥクトゥクに乗れ。さあ!」
「あ…そうなんだ。そんなに近いのなら、ランルアン通りまで歩いて行くよ。ありがと!」
「ふん」
重要な情報をありがとう、おやじよ。
こうして、無事タイ航空のオフィスにて、チケットの再発行が出来た。
しかも、手数料は取られなかった。
しかもなんと、ウォーターサーバーまであって、ミイラのようになっていた心と身体に潤いが行き渡った。
復活!!
さあこれからは、カトマンズへ出発する14日までどう過ごすかを考える時間だ。
なぜ、明日にでもすぐにカトマンズへ向かわないのか?
実は、タイで俳優をやっている友人と13日に会う約束ができたからだ。本来ならばタイ→ネパール→タイで友人と会う、という流れで考えていたが、先ほど再発行したタイからネパール行きの航空券の出発日は14日。上記の順序が狂ってしまった。
マックでやたらと甘いカフェオレを飲みながら考えた。このポッカリ空いた数日をどうしようか。
よし、決めた。
その後、マックで立てた作戦が現実的かどうかを、昨日も訪れたカオサンロードの「MPツアー」に聞きに行き、それを実現するための手配もついでにお願いした。
このMPツアーという旅行会社は、小さな質問も丁寧に教えてくれるので非常に助かる。
実は、7年前も僕はここでカンボジアのアンコールワット行きの手配をお願いした事がある。あの時はまだそれほど海外旅行に慣れてなくて、タイから陸路で国境を越えカンボジアに入れるという内容に、魂が震えたのを覚えている。
今回もまたお世話になったので、社長にそのお礼を言うと、とてもニコニコしてくれて、美味しいプーパッポンカリー(カニのカレー)のお店も教えてもらえた。
それで、結局、明日から何をするのか。
鉄道に乗って、マレーシアに行くことに決めました。
そして、12日までにまたバンコクへ戻ってくる。
さて、明日の手配も済ませたので、晩飯を食べることにしよう。それはやはり、さっき教えてもらったプーパッポンカリーが食べたい。
このカレー、皆さん食べたことありますか?
日本人が特に好きな味らしく、僕も例に漏れず大好きなんです。日本のタイ料理屋にもあるので、ぜひ試してみて下さい。
このカレーが食べられる、カオサン周辺で美味しいと言われる店は2軒。
1軒目は299バーツ(約900円)、
2軒目は社長に教えてもらった方の店で、200バーツ(約600円)。
普段の食事は20バーツ、つまり60円くらいの麺で済ませることが多い僕にしては10倍で、こりゃまた豪勢な食事だが、これだけは外せない。
頼んだのはカレーとライスのみ。でも、うまかった!!
その後、部屋で少し休んでから向かったのはタイマッサージ屋。
このあたりの相場は歩いて見てまわった所、1時間180バーツだが、裏通りの見つけにくい所に160バーツの店を見つけた。
ここ、見つけにくいのにも関わらず古くからある佇まいで、しかもお客さんが地元の人っぽかったので、逆に腕が期待できると思い、この店に決定。
↑:こんなとこでやります。キレイとはいい難いが、それとマッサージの腕とは無関係。
僕の担当はコワモテのお兄さん。
黙っているとマジで怖い顔なのだが、「ダイジョブデスカ?イタクナイ?」と日本語で聞いてきて
「とてもいいよ~」と言うと、メチャクチャいい笑顔をする。
僕は普段日本ではマッサージに行かないので、この1時間がホント新鮮な出来事の連続だった。
足だけではなく、上半身も、頭も、顔も、背中もやってくれる。
受けている間は「マッサージってのは、ここまで出来るんだ~」とか「人間が2人いれば、こういうことが出来るのか~」とか、何だかヘンに関心してしまった。
終了後は、お茶を飲みながらスタッフと話したりして和んだ。(僕の頭に何故か”ごはんつぶ”が付いており、「お前、ゴハン食べてきたろ!」と言われてしまった)
トナリでマッサージを受けていた白人のカップルは気持ち良すぎて、明日の朝もまた来るらしい。
ちなみに今日、道を歩いていたら高校の教師をしているというおじさんが「お前、タイ人に見えるぞ」と言ってきた。
これまで韓国人、パプアニューギニア人、トルコ人に間違われたことはあったけど、タイ人は初めてです。ご先祖様、僕は何者なのでしょうか。
明日1日バンコクで過ごし、明後日からマレーシアに向かいます。
続く。
2010年2月4日
昨日の夜は悩み続け、寝たのは深夜。
(詳細はタイ①②をご覧ください)
今朝は起きたのが遅くなってしまったが、動かなければ始まらない。
カオサンロード沿いにある旅行会社、「A&Rトラベル」に行き、バンコク~カトマンズ間のフライトチケットを見積もってもらうも、出てきたのは「タイ航空」で片道約45,000円…。
たった一日前、飛行機に乗り忘れてしまっただけで、全く想定外のこの支出は大きすぎる。
しかし、ネパールは憧れの地…。行きたい。
それでは、同じルートで「タイ航空」でなく「ロイヤルネパール航空」はどうだろう?これだと24,000円くらいか。さっきよりは下がっているものの、これでも僕には大金だ。
しかも、旅行会社のスタッフは「ここ、良くない噂が結構出てますよ」と言う。
よくない噂?
ネットで検索してみると、いや~、確かに、これはきつい。
なんと”ロイヤル”と名が付いているにも関わらず、国際線の機体がたったの2体(!)しかなく、
しかも燃料費を払えないから等の理由で頻繁にフライトを直前キャンセルしたり、機械が故障したら「これはシヴァ神(ヒンズー教の神様)が怒っている」などと解釈し、ヤギ2匹を生贄に捧げたりするような航空会社なのだ。
そして最近、社名の”ロイヤル”自体が外れ、ただの「ネパール航空」になってしまったらしい…。
た、たしかに乗りたくないかも…。
それでは、こういう案はどうだろう?
バンコクからインドのバラナシに飛行機で飛び、
そこから陸路でネパールへ国境越えするという案。
もしくは、バラナシに着いてからバラナシ~カトマンズの飛行機の手配をする、という案は。
タイとネパールの2国だけで考えるのではなく、インドという3ヶ国目を出すという作戦だ。
バラナシはあのガンジス川がある町。
前々からいつかは行ってみたいと思っていた。
今回の旅では予定に入っていなかったが、行けたらとても嬉しいし、物価の安いインドなら格安航空券も取れるかもしれない。
だが、そうすると、今度はビザの問題が出てくる。インドに入るにはビザが必要なのだ。
ネパールのビザは向こうの国の空港に着いたらその場ですぐに取得できるらしいが、インドのビザはそういうわけにいかず、他国で取得しておく必要がある。
バンコクでインドビザを発行しようとすると、7日間待たねばならないらしい。
今日が2月4日なので、ビザ発行のために7日間待つと2月11日…。
その日はネパールのカトマンズからここバンコクに戻ってくる前日だ。(日本への帰国便はバンコク発で既に取ってある)
つまり、バラナシからカトマンズまで1日で移動する必要があるということだ。
…ダメだ。現実感がない。
つまり、時間的にインドに行けないし、もし行けたとしても何も出来ない。行く意味が無い。
だが、この状況でスタッフから朗報が。
それは、インドがこの1年間だけ、インド国内の4大都市に限ってその空港で30日間のビザを発給しているというのだ。これはレアな対応だ。
で、その4大都市というのは。
デリー、チェンナイ、カルカッタ、ボンベイ。
バ、バラナシが入ってない…。
ガシャーン。ガラガラガラ。
僕の頭の中のバラナシの幻想は早くも崩れ落ちた。
でも待てよ、カルカッタに行けば、そこから7時間がんばって鉄道(!)に乗ればバラナシに着くらしい。
今日が4日で、明日カルカッタへ着いて5日、1泊すると6日、そこからバラナシに7時間で移動して7日、バラナシで3日くらい過ごすと9日、そしてバラナシから国境の街スノウリに移動して宿泊すると10日。スノウリからカトマンズが…う~~~ん、これも現実的ではない。あまりにも危ない橋だ。
インドやネパールで時間通りにコトが進むはずが無い。
そこでまた考えた。
どのみちネパールに入ると考えると、最低でも24,000円はかかる(悪い噂のロイヤルネパールを利用)。
インドのカルカッタまでが片道12,000円くらいだから、まずはカルカッタに行ってしまえば、そこでカトマンズへのフライトチケットの相場を知ることができる。
その価格が24,000-12,000で12,000円以内で収まれば、時間的にも金銭的にも安全面的にも一番現実的では無かろうか。
しかも予定外の支出ではあるものの、
予定外の国であるインドに入れる…!
よし、これで行こう!!ようやく決定!
↑MPツアーはこの雑居ビルの奥にある。
「MPツアー」というカオサンで老舗の旅行会社にも足を運び、見積もりを出してもらったのち、
クレジットカードの手数料の関係で再び、「A&Rトラベル」へ向かった。
「決めました。カルカッタ行き、お願いします」
「カルカッタになさったんですね。ただ、実はさらに検討して欲しいことがあります。この便は、エアインディアエクスプレスという会社がやってるんですが、週に3日しか飛んでいません。一番早くて次は日曜、2月7日です。しかも席が取れるかは、今日はもう分かりません。また明日お越しください」
まじかよ…
明日、いったいどうなるのか!?
続く。










































