こんにちは。
 

サステナブル料理研究家、
「DRYなFOOD乾物で、世界をもっとPEACEに!」
一般社団法人DRYandPEACE代表理事のサカイ優佳子です。

これからもずっと美味しく楽しく食べ続けていくために、料理を作る人が増えて、食を巡るいろいろなことに目を向ける人が増えてほしいな、と思っています。

 

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母が大好きだった寿司ネタのシャコ


母は、シャコの握りが大好物でした。


で、私はというと、ある日、ふとそのシャコをじ〜〜っと見てしまったんですね。

小学生の頃だったでしょうか。

「なんて気持ち悪いんだろう!」

それまでは好きでよく食べていたのに、突然、シャコを食べることができなくなってしまったのです。
 

 

香港で目覚めた!

 

そんなわけで、シャコを食べられなくなって随分経ってから、香港に数ヶ月滞在していた1998年。

美味しいシーフードを食べさせる店があるというので出かけた島で、シャコのガーリック炒めを食べたら、、。

いや、もう美味しくて美味しくて山盛りのシャコを平らげてしまいました。
 

カラのまま炒めてあるシャコのカラを手で割って身をだし、かぶりつく。

あれ?日本の寿司ネタになるシャコは、カラがなくて灰色だし、ふにゃふにゃ。

香港のこれはプリップリ。

同じものなの???と疑ってしまうほど。

プリップリのシャコ

 

なぜシャコをスーパーでもお寿司屋さんでも見ない?


そういえば、お寿司屋さんでシャコをここ数年見ていない、、。
 

たまたま私がいくお寿司屋さんにシャコがないだけなのか?

数年前、ニュースでシャコを茹でている業者さんの様子が流れていたので、ないわけではないと思うのですが、、。
 

もしかして、日本ではシャコが獲れなくなってしまっているのでしょうか。
 

スーパーでシャコが売られているのも、私は一度として見たことがありません。

 

あればとっくに香港風を家で作っています。

 

シャコは小さく、少なくなっている


案の定、、、
愛知県豊浜地区のデータで、1980年代には年間1,500トン程度あった漁獲量が、2000年代にはわずか500トンに減少とありました。

それからさらに20年たっているわけで、さらに減少していることも考えられます。

そして、岡山県農林水産総合センター水産研究所の2018年7月25日の「シャコの資源生態の変化」によれば、

個体の体長組成を 30 年前と比較すると、平成 30 年 1 月は体長 70mm 台、昭和 62 年は 110mm 台の個体 数割合がそれぞれ最も高く、さらに、昭和 62 年は平 成 30 年ではみられない 120mm 以上の個体割合が 23%を占めています。


とあります。

大きいものが少なくなっているということですね。

数年前に上海で、昨年ベトナムで、立派なシャコを堪能する機会がありました。

他の魚種と同様、日本近海でだけ資源量が減っているのだとしたら、、、。

 

なんとも情けない話ではないでしょうか。

写真は、ちょうど昨年の今日。
ベトナムのカットバ島で食べたシャコ。

ベトナムで堪能したシャコ

 

 

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