この日本において、介護職と言えば3Kの代表格ですよね?
いわゆる、キツイ・汚い・危険職。
可能であれば避けて通りたい介護職ですが、Kさんが勤めていた職場は少し違っていたようでして。
私がいた老人ホームの介護職は楽すぎて笑えた!
「介護職になったからには、毎日体力の限界まで、ご老人たちのお世話をするものだ」と思っていたと語るのはKさん30歳。
兵庫県にある、とある老人ホームの介護職がメッチャ楽だったというのだ。
そこの現場の、たまたま異動で勤務した部署が楽すぎただけであって、全ての介護職が楽だと言っているわけでじゃない。
社内異動で、新しく立ち上げる有料老人ホームに正社員として勤務した時のお話なんですが
特養ホームとは違って、介護が必要な利用者が全くいなくて、
辛いはずの夜間の排泄介助がないばかりか、体位交換もなく正に天国。
緊急コールが鳴ることも滅多になく、夕方6時には入居者を部屋に戻し、
後は事務所でTVを見たり、スマホを弄ったりしてましたね。
稀に、緊急コールが鳴るんですが、TVを消して欲しいとか、話し相手になってほしいって言われるだけで、辛いなんてことは一度もありませんでしたね。
介護職として活躍できる機会が全くない職場
1年前までいた特養ホームでは、夜勤者は徘徊者の相手だけではなく、何人も排泄介助をしなければならず、座る暇すらありませんでしたね。
ましてや、与えられた3時間の仮眠時間なんて、1度も取ったことがありませんでした。
それに比べて、老人ホームの夜勤は、体調の急変や転倒のリスクも少ないので、夜勤中に何かあったらヤダなという不安もなく、
メイン業務の排泄介助も一切なかったので、心身ともに楽でした。
夜勤中には、事務所から動くことがほとんどなく、介護職としての業務は唯一、寂しがり屋の入居者の相手をするぐらい。
昼間は昼間で、ほとんどの入居者がデイサービスに出ているため、部屋の整理整頓がメイン。
いつも私とペアを組んでいたオッサンなんて、暇すぎてパソコンで何やら副業をしてましたね。
そのオッサンも「どっちが本業か分からない」ってよく言ってましたよ。
そこだけは激しく同意でしたけど。
介護職なのに仕事がなくて楽って衝撃の告白まとめ
こんな楽な仕事が一生続けば、腰痛も気にせず、安泰なのになぁって思ってた。
でも、お天道様は許してはくれませんでした(笑
1年後の4月に社内異動があって、激忙しい特養ホームへと逆戻り。
天国から地獄ってのはこのことか?って思っちゃいましたね。
何せ、仕事しないのが当たり前の心と体になっていたのに、仕事しないとダメ(当たり前)って可笑しいじゃないですか?
何で私が排泄介助しないとダメなの?
そんな風に思ってしまい、最悪でしたね。
甘い汁は吸ってはいけませんね。