今回は、有名演説家の準備の方法論についてです。
■参考書
D・カーネギー著、「話し方入門」
「第3章:有名演説家はどのように準備したか」
■概要
英国の哲学者、ハバート・スペンサーの言葉。
「知識が整理されていない時、その量が多ければ多いほど思考の混乱は大きくなる一方だ」
私たちは、毎日たくさんの情報を頭の中に入れます。
人に伝えたいことがたくさんあればあるほど、それを人に伝えることは困難になります。
人に伝えたい情報の整理をし、ポイントはどこであるかを押さえ、情報を意味のある順番に並べ替えなければならない。
では、伝えたい内容をどのように並べ替えればいいのでしょうか。
故ラッセル・E・コンウェル博士、有名な「Acres of Diamonds(山のようなダイヤモンド)」の著者ですが、彼が生前私に語ったところでは、数えきれないほどの彼のスピーチは、以下の大筋沿って構成したとのこと。
○有名演説家の4つの文章構成
1.事実を述べる。
2.それを出発点として議論する。
3.行動を呼びかける。
次のプランも、多くの人に役立ち、励ましとなっています。
1.問題点を挙げる。
2.その改善案を示す。
3.行動を呼びかける。
またこれの変形で
1.ここに改革を必要とする状況がある。
2.これについて、これこれのことをしなければならない。
3.だから協力してほしい。
時にはもっと別の角度から
1.興味をそそる。
2.信頼を得る。
3.事実を述べて、聞き手に自分の提案の利点を教える。
4.人を行動させる動機に訴える。
以上のような文章構成のパターンを身につけておくと、情報は人に伝えやすくなる。
しかし、有名な演説家と私たちの間にはまだ差がある。
では、有名な演説家と私たちでは何が違うか。
それは「練習」です。
スピーチの技術を向上させるには「練習」しかない。
チョーンシー・M・デビューは、鉄道会社会長や上院議員を務めるなど、きわめて多忙な人物でした。しかしそんな中でも、ほとんど毎晩のようにスピーチの練習をしたのです。「仕事に差しさわるようなことはしなかった。だからスピーチの準備は、夜遅く仕事から帰ったあとに限られた」と、彼は言っています。
いくら完璧に準備をしても、練習をしなければスピーチの技術は向上しません。
私たちは必要に迫られなければスピーチの練習はしません。しかし、いつ何時スピーチをすることになるかもしれません。
自分のスピーチの技術を向上させるためにも、時間を作って練習することは、人生を豊かにするのではないか。
続きは明日以降のブログで⇒話し方の秘訣 vol.4「記憶の増進」
■感想
話の構成パターンが4つほど紹介されているが、どれも最後にあるのは「聞き手を行動させる」というもの。
やはり上手な話方の最大の成果は人の心を掴み、人を動かせること。
話を聞いた人の心を動かし、その人の行動に少しでも影響を与えることができたのであれば、それは立派な話し家であると思う。
話しによって相手の心を動かすことは、仕事や恋愛においても役に立つ技術ですね。是非身につけたいです。
日々進歩。。。
~*今日の一言*~
20代も残りわずか、いつまで若者って言ってもらえるだろうか。
最近、焦燥感が尋常でない。(-∀-;
最後まで、読んでいただきありがとうございました。私のブログへの注目度が知りたい方は以下リンクよりご覧ください。
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