某日、ケアマネさんに

「最近一人で長時間留守番をする機会が増えたから、その間に転倒した時が心配。何か手立てを考えた方が良いのでは無いか。」

と言われた。

 

確かに一人で居る際に転倒すると、仮に意識があったとしても床からは起き上がれないし、スマホに手が届かない状態では家人が帰ってくるまでそのままの状態で居るしか無い。意識がなかったら何をかいわんや。

 

以前

 

 

で述べたとおりスマートウォッチは無用の長物と考えていたが、転倒を検知して通知してくれる機能があれば一考の余地はあると考えた。常に腕にはめていれば手が届かないと言うことも無い。

 

以前、転倒検知・通報機能は、アップルウォッチ以外に見つけるのが難しかったが、最近は装備するメーカーが増えてきた。

これはAndroidスマホを使っている私には朗報だ。

 

例えば、最近発売されたばかりのGoogle Pixel Watchは漏れなくこの機能を備えている。少々お高いが、寒い室内で為す術無く横たわって、いつ帰るとも知れない家人を待ちわびることを考えたら、安いものだとも思える。

 

Google Pixel Watchの転倒検出から緊急連絡先への通報までのプロセスは、

「激しい転倒が検出されると、Google Pixel Watch は約 30 秒間待機してから振動して大きな音が鳴り、緊急サービスに発信して支援を求めるかどうかの確認を求めます2。あなたの動きや反応がない場合、またはアラートが解除されない場合は、再びスマートウォッチが振動してアラームが鳴ります。その後 60 秒待機してから緊急連絡先(110番も設定可能)に発信し、自動音声メッセージで Google Pixel Watch が転倒を検出したことを伝えます。位置情報の共有を許可している場合、Google Pixel Watch は緊急連絡先と位置情報を共有します。」

 

とのことだったので、早速Black FridayセールでGoogle Pixel Watch 2と言う機種を購入してみた。転倒検知・通報機能と僅かばかりの体調チェック機能以外の運動のモニターに関わる無数の機能は無用の長物なのは覚悟の上。

 

付け心地は悪くなく就寝中でも違和感を感じることは無かったが、即返品となった。

 

理由は、

1.『皮膚温、血中酸素濃度、心拍変動、安静時の心拍数などのデータを追跡して、変化の兆候を特定できます』とのことだったのに、皮膚温・血中酸素濃度は測れないことが判明。(週に5~6回訪問看護師や訪問リハビリ師に計って貰うので問題は無いが、書いてあることが出来ないのは気分が悪い)

2.『常に表示状態のディスプレイで長時間(24時間)駆動する、急速充電可能なバッテリー』とあったが、24時間は冗談だろうと思っていたら24時間も保たないことが判明。

睡眠時状態も装着してモニターするので就寝時に充電することも出来ない。いつ充電しろというのだろう?

3.充電時に異常な高温になる。

等など。

 

それに代わって、Garmin*1 vivoactive 5と言う機種を買ってみた。勿論転倒検知・通報機能付きだ。

 

*1 Garminと言うのは1989年にアメリカで設立されたGPS機器メーカー。

 

どんな代物が届くかは次回のお楽しみ。