台風18号の直撃を受けちょっと横道にそれましたが、あらためて「大人の遠足」ご報告の再開です。
コメントへのお返事が遅くなっております。
本当に申し訳ありません。
この場をお借りしてお詫び申し上げます。
ひと眠りした後、長島SAを6時過ぎに出て、「みえ川越IC」を降りたら、国道23号線を一路鈴鹿に向けて走ります。
交通量が少なくスムーズに車を走させること30分、道の向こうに朝日に浮かぶサーキットのスタンドが目に飛び込んできました。
駐車場のゲートで予約チケットを提示し空いたスペースに車を停めたのは、6時40分ごろ。
一息ついたらサーキットに向かって歩き出した僕であります。
そして午前7時20分。
遂にゲートが開きました。
僕がオープンと同時にサーキットに入りたかったのには訳がありました。
3年ぶりの鈴鹿での開催。
今回、特別企画として、世界屈指のF1フォトグラファー宮田正和様が中心となって作られるフォトアート・ブック「F1SCENE 」と鈴鹿サーキット のコラボによる「F1日本GP公式プログラム&F1SCENEスペシャル・エディション」がセットになった特別ボックスが販売されました。
限定5,000部と希少なうえ、9月の先行予約発売にオーダー殺到により「在庫残り僅か」となっているとのことでした。
実は、先月、のんびりしていた僕は予約期間に乗り遅れていたのです。
このネット社会のよきご縁に恵まれ、今ではネット社会の枠を超え僕のみならず息子や家内にまで暖かいお心配りをしてくださるご夫妻様がいらっしゃいます。
「魅惑の令夫人」様ことそのみ様 、そして旦那様の宮田正和様 、そう、F1SCENE を牽引するその人であります。
僕にとって、このスペシャル・ボックスは、ありがたきご縁に報いる為にも「必ず手に入れなければならない品」なのでした。
ということで、残り少ないボックスを確実に手に入れるためだけに、ゲートオープンと同時に入場したかったのです。
サーキットに入った僕は、公式プログラム販売ブースへまっしぐら。
そして
(無事GETです)
早速、売店で飲み物を買い休憩テントのテーブルに腰をおろして「F1SCENE」の素晴らしい世界を堪能したのでありました。
さて、一息ついたところで、またまたサーキット内を1時間ほど歩き、指定席エリアへ。
もうすぐたどり着くというところで、僕の携帯電話が鳴りました。
発信者を見た僕は、「お久しぶりです!!」との声を発したのであります。
昨年11月。
大阪の地において、素晴らしい宴 が催されました。
その宴の会場となった「レストランmory’s 」のオーナーであるmoryご夫妻様 。そして、その愛娘であるmayaya様 と旦那様のreal pooh様 のご夫妻様とありがきご縁に恵まれることができました。
今回、mayaya様 &realpooh様 とメールなどを通じ「鈴鹿でお会いしましょう」とお約束していたのです。
そのmayaya様からのお電話だったのです。
フリー走行が終わって、グランドスタンド裏で爽やかなカップルの満面の笑みと再会。
まずは、ビールで乾杯した僕たちでした。
ビールを片手に焼きそばをほおばりつつ、楽しくおしゃべり。そろそろ予選の開始時刻となりました。
後ほどあらためて合流することをお約束し、今度は、逆バンクのほうへ歩いていく事にしました。
オープンエリアのフェンス越しにコースを眺めていると向こうから大きなレンズを肩にこちらに歩いてくる方が。
ありがたきご縁と温かいお導きにより「写す心」向かい始めた僕。
昨年秋より別堂 を構え、その日々を送っております。
そんな僕をいつも見守ってくださる「写真教室特任教授」であり、僕らが「西の巨匠」様とお慕いするHunaudieres様 でありました。
撮影でお忙しいであろう西の巨匠様 とは、予選終了後コンタクトを取るつもりでおりましたが、なんという偶然、広いサーキットの中でばったり出会えることに。
ご縁の繋がりを実感し、心から嬉しくなった僕でありました。
撮影ポイントへ向かわれる西の巨匠様 とも「では、のちほど!」といったんお別れし、僕は、エクストラビューポイントの一画に腰を下ろし、相棒オリ江ちゃんを構え、サーキット場内に流れるFM放送をイヤホンで聴きながら予選を観戦しました。
(オリ江ちゃん、頑張るの図)
予選は、赤旗続発の大波乱。
テグナーカーブでクラッシュしたマシンがクレーンで吊り上げられるという「珍光景」は見られるは、最終コーナーでクラッシュしたクロッグ選手の巻き上げた「砂煙」は目の前に飛び込んでくるは。。。。このポジションがラッキーだったのか今でも考えてしまいます。(いかに競技中のアクシデントとはいえ、人身に直結した事故です。さすがにオリ江ちゃんを構える気にはなりませんでした)
さて、予選を終えてmayaya様 &real pooh様 と再び合流。
グランドスタンドで行われる「前夜祭」を見るため、入場者受付の行列に並びました。
入場開始時刻まで1時間半ほどあります。その間に「熱中症になってはいけませんから」と、ミネラルウォータやアイスクリームをご馳走になってしまった僕であります。
このお心遣いが本当に嬉しい僕でありました。
(「おかえり」の呼びかけが心に響き)
(佐藤琢磨選手の熱い想いに思わずうるっと来たり)
この他、鈴木亜久里さんや堂本光一さん、中野信治さん、山本左近さんも加わってトークショーが行われ、引き続き登場された今宮純さんより、ルノーの抗議により未だ予選の結果が出ていない事が速報されるなど、まさに「この場所にいるんだ」という3年振りの熱い思いがこみ上げてきました。
やはり、F1日本GPは、SUZUKAでなければならない
その思いを新たにした僕であります(但し、数年に一度は「夜景の綺麗な都市部でナイトレースあり」というわがままを付記しておきます)
ところで、この前夜祭、もちろん素晴らしかったのです。間違いなく満足いたしております。
が、申し訳ありませんが、僕たちにとってはこのイベントは「前座」扱いでした。
待っていた「真打」は、このあとイベント・スペースに場所を移して行われるFM三重の公開生放送に登場するのであります。
イベントブースで首尾よく西の巨匠様ご一行に合流、mayaya様 &realpooh様 ご夫妻も西の巨匠様と再会のご挨拶です。
僕もhunau奥様と愛娘・はーちゃん様にご挨拶。
それぞれ皆んな昨年秋の宴
でお会いして以来の久しぶりの再会でございました。
さて、ありがたきご縁に繋がった僕達みんなが待っていた「真打」とは?
僕にとっては写真教室特別教授であり、皆が「東の巨匠」様と敬愛する「大魔神」こと「世界の宮ちゃん 」のトークショー。
大勢の観客でごった返す中、奥様&はーちゃん様が、広報担当様 とF1SCENE アート・ディレクターのタケ様を発見。
取り急ぎのご挨拶をさせていただくことにしました。
ちなみに宮田様のむかって右隣は、同じくフォトグラファーの原 冨士男さん。
今シーズンを最後にF1撮影から引退されるそうです。
長年のご活躍に心からお疲れ様でしたと申し上げたい僕であります。
僕は宮田様が先のシンガポールにおいて体調を崩されたとお聞きしており、心配をいたしておりました。
マイクを通してこちらに届くお声にもやはりいつもの張りがありません。
トークショーが終わってmayaya様 &real pooh様 ご夫妻様と一緒にそのみ様のところへに合流し宮田様がステージ控え室から出てこられるのを待つことに。
待っている間に「やはり、お加減が優れないようですね」と申し上げると「実は。。。。」とそのみ様の口から「ある出来事」が伝えられたのでありました。
金曜日の夜、宮田様&そのみ様と夕食をご一緒されたmayaya様は、旦那様のreal pooh様と連携をとり、宮田様に応急の処置を施されたというのです。
「だから、昨日から比べると見違えるほど回復してるんですよ」。
とのそのみ様のお言葉でした。
しかし、real pooh様は、大阪での仕事を終えられてから車を走らせ三重県に到着なさったばかりのはず。
そのお心の優しさに触れ、あらためて、こうして素晴らしい皆様と出会うことが出来たご縁のありがたさを感謝する僕でありました。
更に後日そのみ様の記事で知ったのですが、なんとご夫妻様は、いったん津のホテルに戻られ、お薬の準備を整えてから鈴鹿に引き返して対応なさったとの事。
そのエピソードに人の心の暖かさをしみじみと、実感し胸が熱くなる想いの僕であります。
残念ながら宮田様とは「すれ違い」となりましたので、そのみ様に「明日も頑張ってください」とご伝言願うことにして、僕達は、サーキットを後にしました。
時刻は、9時を少し回ったところです。お腹もかなり空きましたので、ご夫妻様を夕食にお誘いしたところご快諾いただきましたので、23号線沿いのファミレスで夕食をとりながら、ここでも楽しいおしゃべりです。
mayaya様の「鈴鹿に着てから、結構ハードスケジュールですが全然疲れを感じないんですよ~っ!」という屈託の無いひと言にほのぼのと心和まされ、明日の再会をお約束してこの日のお別れたした僕たちでありました。
ありがたきは人様とのご縁
このことを実感し心を温かくしながら、一路高速を走らせた僕でありました。
いよいよ明日は決勝です。
第2日目「駆けっこ&駆けっこ」編へと続きます。