辞書から引けば「ISD条項とは

 

外国人投資家投資受け入れ国との間で生じた紛争解決する手段として、国家間の協定等に盛り込まれる条項自由貿易協定FTA)などを締結した国家間において、外国企業相手国政府から不当差別され不利益を被った場合などに、相手国政府を相手取って訴訟起こすことを可能とするもの」 だが,

 

これに関する争いでアメリカは「常勝将軍」だということは,審査する奴らにタップリと甘い息を吹きかけているからに違いない。

 

そんなことなら,別に御専門じゃなくても誰にだって読める筋書きで,事実を報じさえすれば,これがアメリカのカモネギを育てるための仕掛けだと国民全般に知らせることができる。

 

TPPといえば「ああ 農業関係かあ」といった印象をさんざんバラ撒いた後は,ともかくダンマリを決め込んで,モリカケだ!オリンピックだ!インバウンド特需だ!と,

 

亡国のTPPから国民の耳目をそらすことに熱心な「ハイル!ヒトラー!」のナチス謹製記者クラブのマスコミは,アメリカの汚いアスに吸い付き過ぎて唇が厚く腫れあがったままだ。

 

民主も自民もTPP断固反対!といって選挙を終えると,いつのまにか参加することに宗旨替えして澄ましている。それと軌を一にして売国奴のマスコミも「推進派」に鞍替えした。

 

まるで北朝鮮や中共のような鉄壁の情報統制ぶりで,民主主義が聞いて呆れる。

 

今国会も,働き方改革法案だ!IRだ!と国民の注意をそらすことにだけ熱心で,新聞への軽減税率適用を採決直前まで隠したのと同じセコい手口を使い,

 

国民を亡国へと至るバスに乗り込ませるべく,モリカケ音頭の伴奏付きでTPP隠しに終始した。

 

考えてみれば,わが国の情報空間は総てスパイの手に握られているようなもの。財務省の福田に代表されるセクハラ体質の根源である「記者クラブ制度」の破壊に向けての手が打たれないのももっともだ。

 

何もかもは,日本統治を円滑かつ効率的に行うために整えられている。国民の自立への意識を眠らせ,いわゆるパンとサーカスに向けさせておくことこそがグローバル企業という名の怪物の狙い。

 

生かさぬように殺さぬように飼育することが,国境をまたぐ「マモン帝国」の冷徹な目標だ。

 

アメリカ様のために「耕す!!」とは何事だあ!と追及する真正野党は影もなし。