今年やってきた横田基地で,「USA!USA!」の大合唱をする植民地占領軍に得意満面で応えているトランプ大統領の姿は,

 

呼びつけられ,厳重なボディチェックのうえで宗主国の元首を出迎えさせられた「植民地軍の警察犬」である自衛隊の哀れな姿を浮き彫りにしていたが,

 

この耐え難い(僅かでも誇りが残っているならば)屈辱を正当な怒りをこめて報じたメディアは皆無だった。

 

北朝鮮の恫喝と示威を「活用した」トランプの商談に嬉々として朝貢の意志を表明する植民地総督の醜悪さを見れば,

 

戦没者の遺骨収集予算をチョロまかして平気な盗人官僚達がゾロゾロと出てくるのも無理はないと思えてくる。

 

祖国の未来を信じて倒れていった先人達が,文字どおり命に代えて護り抜こうとした民族の誇りを捨てて顧みない歳月が積み重なる。

 

ホンネは金目当てのオリンピック連呼で浮かれている場合ではないだろうに。

 

恥ずかしいレイシズムを振りかざしてはやたらと勇ましいネトウヨや,そこへ便乗する自称保守達も,死者達が積み重ねてきた「悲しき命」への深甚な敬意を取り戻してはどうだろうか?

 

日本国が,あんな星柄パンツの模様の一部に落ちぶれてはたまらない。

 

 

「知ってはいけない 隠された日本支配の構造 (講談社現代新書) 矢部宏治 著」より。