「知ってはいけない 隠された日本支配の構造 (講談社現代新書) 矢部宏治 著」より。
総理と副総理が,近年新聞社に新卒学生が集まらないのはネット社会も手伝い多様な情報の集め方が広まり,
旧来のステロタイプな新聞記事がつまらないからでは?とか,
あんなものに金を払う人々の気がしれないとか,本業とは違って少しはマシな事を言っている。
めでたくも凋落が著しい朝日ばかりでなく,読売も16万部とも言われる部数減を見せ始めたし,若者のテレビ離れも加速している。
購読部数を減らし,視聴率を下げ,NHKへの支払いや契約拒絶をいっそう広げ,国民の知る権利を「充たさない権利」ばかりを行使するマスコミへのレジスタンスを続けていくことが,
あのナチスの宣伝省に起源を持つ極悪な制度「記者クラブ」によって妨害されているアメリカからの独立を実現する具体的な手段だろう。
チャールズ・ボイコット大尉は19世紀末,苛斂誅求を極めたイギリスのアイルランド支配のさなかに仮借なき土地差配を徹底的に実行した人物。
アイルランド農民はこれに不買同盟で対抗し,ボイコット大尉の名はそのまま「不買運動」や「排斥」を意味する新しい英語となって残った。
アメリカの日本占領と,その手先達への抵抗を粘り強く継続するには,可能な限り合法的なボイコットを醒めた炎のように冷徹な独立への意志をもって貫徹するしかない。