自民党は,具体的な装備には触れずに大枠の方向性を示すだけとはいえ,空爆や巡航ミサイルなどの「敵基地攻撃」ができる「打撃力」を持つことを提言するという。
また,迎撃態勢の見直しも,現行のイージス艦から発射する「SM3」ミサイルと,地上に展開した「PAC3」ミサイルで対処する2段構えの態勢に加えて,
THAAD(サード)やイージス・アショアといった新型システムの導入を検討するよう求めるとも。
なんだか「見え見えのシナリオ」で笑ってしまうが,遥か昔には(田中角栄時代など)それこそ日米は「水面下」でしか,アメリカ経済のためにアメリカ製武器を日本が購入させられることは話し合わなかったが,
いまやシンゾー総督が堂々と!?「最先端技術を用いた米国の防衛装備品はわが国の防衛には不可欠だ。安全保障と経済は分けて考えるべきだが,結果として米国の経済や雇用にも貢献するものと考えている」
なんて,国会でおっしゃる時代だ。
もはや反発する日本人はほとんどおらず,アメリカの軍産複合体のビジネスにカモネギにされるシステムに日本自体が組み込まれても怒らないばかりか,
選挙で多数を占める政党が喜び勇んで「ケツを差し出す」の図だ。
原発事故から6年経っても7万人超えの人々がプレハブ暮らしを強いられ,核シェルターも無く再稼働は着々と進んでいく。
敵地攻撃力?迎撃態勢充実?
日本はいつから「戦争ができる国」になった?たとえそれが純粋な自衛戦争のみに限るとしても。
拉致被害者の奪還作戦すらできないくせに,アメリカの目配せひとつで「防衛費献上のお膳立て」とは何と恥知らずな奴らだろう。
アンクルトムか?
なしくずしに恥ずべきアメリカの商売戦争に引きこまれ,かけがえのない国土を放射能で汚し続けることへ拒絶の意思を示さない「保守」は総てパチモンなのである。

