およそ地球上のどういった独立国家も、最も敏感に反応するのはその国家主権が犯された事態に対してである。
従来から何の問題もなく自らの領土とされてきた島嶼付近の海底に、油田や天然ガスの存在が確認された途端に、外国が突如として当該島嶼の領有を宣して実効支配を試みてきた場合にどうするか?
厳正な抗議、大使召還、国交断絶、宣戦布告、交戦による領土保全と進むのが通例である。
警察力で領土紛争に対処?国際社会の面前で侮辱され愚弄され、それでもなお「軍事力」つまりは海空軍を出さない。
将官連は能天気に首相と顔合わせなどしては太平楽を並べている。ハニートラップによる機密漏洩と弛緩した士気による戦力低下など気にも留めず、ひたすら退官後の保身だけを念頭に置く。
これでは、将官もどきの階級章で飾り立てた制服に身を包み、生命を賭した教育訓練に多くの部下を邁進させている意味は無く、日教組と同根の反日根性で子供達の心を汚す教育委員会関係者や、自治労と結託しては私腹をこやす大多数の首長や地方議員達と、その劣悪な品性と国家を蔑ろにして恥じない醜悪なふるまいにおいてほとんど変わらないのではないか。
竹島もまた、日本が当然の実力行使に出ず、要塞化などの無礼なふるまいを許しているから、韓国が図に乗って教科書記述にまで因縁をつけてくる。
拉致然り、北方領土然りで、独立国家として当然の「交戦権」を持たず、宗主国の顔色を伺っては媚びへつらい、自らの安全保障を完全に委ね切って恥じない様子は、かつてブレジンスキーが評したとおりの「ひよわな花」そのものである。
祖国の名誉を護るために死を賭す気概が無く、自らを貶めて恥じない通敵者達に溢れた保護国に与えられるのは軽蔑のみである。
尖閣へ追加機材を搬送し、単独での採掘に入ろうとする中華人民共和国に対して、首相始め政府首脳は「静観」するそうだが、盗人が庭先に入り込み、埋蔵された宝物を掘り始めても、家の主は指を加えて見守っているというのだろうか?
天下のNHKは連日「漁船の衝突事件」と報じている。紛争の歴史的発端に簡単に触れはするが、独立国家としての政府の毅然とした対応を求める姿勢は微塵も見られず、さっさと画面を切り替えては、スポーツだ動物愛護だと国民の関心を領土への侵略から逸らす「工作」に余念が無い。
いまだ113万柱の遺骨が世界から日本へ帰れぬままで、わが国は独立自尊の覚悟と人間の誇りを投げ捨てて省みない植民地に日を追って成り下がっていく。
暮らしに追われる大多数の国民を尻目に、祖国の奴隷化は「絶対不可侵の平和憲法」の呪縛により着実に進んでいるのである。
*オピニオン誌 「日本主義」 時評コラム「エトスとしての隷従」収録分
従来から何の問題もなく自らの領土とされてきた島嶼付近の海底に、油田や天然ガスの存在が確認された途端に、外国が突如として当該島嶼の領有を宣して実効支配を試みてきた場合にどうするか?
厳正な抗議、大使召還、国交断絶、宣戦布告、交戦による領土保全と進むのが通例である。
警察力で領土紛争に対処?国際社会の面前で侮辱され愚弄され、それでもなお「軍事力」つまりは海空軍を出さない。
将官連は能天気に首相と顔合わせなどしては太平楽を並べている。ハニートラップによる機密漏洩と弛緩した士気による戦力低下など気にも留めず、ひたすら退官後の保身だけを念頭に置く。
これでは、将官もどきの階級章で飾り立てた制服に身を包み、生命を賭した教育訓練に多くの部下を邁進させている意味は無く、日教組と同根の反日根性で子供達の心を汚す教育委員会関係者や、自治労と結託しては私腹をこやす大多数の首長や地方議員達と、その劣悪な品性と国家を蔑ろにして恥じない醜悪なふるまいにおいてほとんど変わらないのではないか。
竹島もまた、日本が当然の実力行使に出ず、要塞化などの無礼なふるまいを許しているから、韓国が図に乗って教科書記述にまで因縁をつけてくる。
拉致然り、北方領土然りで、独立国家として当然の「交戦権」を持たず、宗主国の顔色を伺っては媚びへつらい、自らの安全保障を完全に委ね切って恥じない様子は、かつてブレジンスキーが評したとおりの「ひよわな花」そのものである。
祖国の名誉を護るために死を賭す気概が無く、自らを貶めて恥じない通敵者達に溢れた保護国に与えられるのは軽蔑のみである。
尖閣へ追加機材を搬送し、単独での採掘に入ろうとする中華人民共和国に対して、首相始め政府首脳は「静観」するそうだが、盗人が庭先に入り込み、埋蔵された宝物を掘り始めても、家の主は指を加えて見守っているというのだろうか?
天下のNHKは連日「漁船の衝突事件」と報じている。紛争の歴史的発端に簡単に触れはするが、独立国家としての政府の毅然とした対応を求める姿勢は微塵も見られず、さっさと画面を切り替えては、スポーツだ動物愛護だと国民の関心を領土への侵略から逸らす「工作」に余念が無い。
いまだ113万柱の遺骨が世界から日本へ帰れぬままで、わが国は独立自尊の覚悟と人間の誇りを投げ捨てて省みない植民地に日を追って成り下がっていく。
暮らしに追われる大多数の国民を尻目に、祖国の奴隷化は「絶対不可侵の平和憲法」の呪縛により着実に進んでいるのである。
*オピニオン誌 「日本主義」 時評コラム「エトスとしての隷従」収録分