以前この記事を出しまして、先週答え合わせのダイヤ改正プレスが発表されました。
予想通り
増発なし!!!
1本でも増発があればJRはデカい顔して書いてくるので、それがない時点で増発はないなと思いました。
最初から期待していなかったので特に思うことはありません。他支社も特急以外ほぼ増発しないみたいなので、JR東日本全体で今後の増発には期待しない方が良いですね。
ところで改正プレスの中に、接続改善の項がありました。土浦23時台下りの特急→普通の接続時間が短縮されるそうです。
この表からは以下の2点が読み取れます。
・特急の増発なし(号数が変わっていない)
・土浦以北の時刻変更
一つ不可解なのは、この土浦での乗り換えが同一ホームなのか別ホームになるのか記載がないことです。ではどっちになるか予想してみましょう。
メリットとデメリットは最後にまとめていますので、お急ぎの方は下へスクロールしてご覧ください。
接続方法に関わらず、時間的にこの上野22:02発→土浦23:10着の土浦行が勝田行となるはずです。代わりに現在の接続列車である上野22:22発→土浦23:32着の勝田行は土浦止まりに変わると思います。
以下ではこの土浦行を2453M、勝田行に変わった後を453Mとして、接続方法の予想を進めていきます。
①別ホーム接続の場合
まず考慮しないといけないのが、上り最終の我孫子行の存在です。この我孫子行はちょうど接続時間に土浦2・3番線のどちらかに到着するので、2・3番線での対面乗り換えは不可能です。
土浦終着のときわ83号は1番線に着くと思いますので、2 or 3番線から453Mが発車する場合はホーム移動が必要になります。ですが特急利用者に移動を強いることは考えにくいですし、大荷物を持つ特急利用者には接続時間5分では心もとないように思えます。また同じホームに2本同じ色の列車が止まっていると誤乗のリスクもあり、あまり望ましくはありません。
なお営業列車以外に回送や貨物がある場合はそもそも不可能かもしれませんが、私はそれらを把握しておりませんので今回はないものとして扱っています。
②同一ホーム接続の場合
かといって1番線での同一ホーム接続も、20分に1番線に着くときわ83号を1~2分で引き上げて直後に25分発の453Mを入線させる、というダイヤで可能なように思えますが、これを行うには453Mの時変と減車が必要になります。
第一に2453Mは土浦23:10着でときわ83号より先に着きますので、 453Mをときわ83号のすぐ後に土浦へ到着させるには、土浦までのどこかで待避を行う必要が生じます。この場合は多分ひたち野うしく待避になります。
ひたち野うしくで特急を退避し、23分に土浦に着くダイヤはこんな感じです。このダイヤは主に18~22時台で使われており、列車間隔が狭まるため後続の特急は2分程度時刻が繰り下がります。実際にときわ83号の改正後の土浦着時刻は2分後ろ倒しになっていますので、453Mは現行から5分程度繰り下がってこのダイヤになると思われます。
ところがこのダイヤになると、土浦での停車時間が2分程度しか取れなくなります。2453Mは15両ですが、切り離しには6分程度の停車時間が必要です。2分程度の停車時間では解結はほぼ不可能です。
この問題の解決策は、15両→10両への減車です。10両にしてしまえば解結は不要になるので、土浦での停車時間を削ることができます。