こんにちは
歯科衛生士の渡部です。
梅雨も明け、一気に暑くなってきましたが、みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
さて、今回は唾液の働きについてお話します。
唾液は空気のように、“あって当たり前”の存在となっていますが、実は重要な働きがあるのをご存知ですか?
唾液の働きには・・・
1. 粘膜の保護作用
2. 洗浄作用
3. 抗菌作用
があります。
唾液が減少すると・・・
【歯科的問題】
・う蝕(むし歯)・歯周病の増加、進行
・口臭の発生
・義歯の装着不良
・口腔カンジダ症の発症
・味覚の低下
【全身的問題】
・口腔衛生状態の悪化→口腔細菌の増加→誤嚥(食べ物が胃ではなく肺へ入ってしまうこと)→肺炎の増加
ご紹介したのは一部ですが、唾液には様々な働きがあり、感染防御の働きもあります。
唾液の減少には深刻な病気が隠れていることもあるので、気になることがあればお尋ねください。
これから暑い日が続きますが、熱中症など体調を崩されないようにお気を付けください。