今日は
産後の骨盤ケアについて
産前産後ケアセラピストの考え方についてお伝えしようと思います！！
（今日の記事は長いですよ‥）
イーズの産後ケアの中に含まれる骨盤ケアは
骨盤周りをほぐし、緩めることがメインとなっています。
関節をボキボキする施術ではありません。
これはしっかりと
・妊娠、出産に伴う身体の変化
・産前産後、出産時の骨盤の仕組み（ホルモンの変化について）
を学んだこと、
そして私自身が子どもを３人出産し、赤ちゃんを育てていると日常的に姿勢が崩れてしまうという経験も踏まえた上
産後の骨盤ケアという施術をしております。
※前提としてイーズは整骨院ではありません。背骨の歪みに対して矯正する施術は行なっていません。
私がとにかく産後の骨盤ケアで大切にしていることは
骨盤まわりの柔軟さ、しなやかさ。
緊張を解き柔らかくし、緩ませること。
※私が言う骨盤まわりとは、
足首〜ふくらはぎ、太もも、股関節まわり、お尻、腰回り、背中など広範囲です。
骨盤まわりの筋肉が凝り固まり、緊張していると不調の原因となります。
それは肩が凝り固まって辛いと不調だと感じるのと同じです。
産後ケアご希望のお客さまがよく仰っているのが
「骨盤が歪んで（緩んで）グラグラしている気がする」。
これについては
骨盤という骨が歪んで（緩んで）いたら歩けません
病院案件です！
出産で緩むのは靭帯、恥骨結合、そして骨盤底筋。
骨盤は頑丈です。
ですが産前産後の身体の不調を必要以上に取り上げて、不安を煽る骨盤矯正ビジネスのようなものがたくさんあるのも事実。
妊娠中や産後は姿勢が歪みやすいですが、
姿勢の歪みからくる脊椎骨の矯正と出産に伴う骨盤まわりの緩みのケアが混同している方が多いです。
ひとりひとりに寄り添ってくれる治療院や整体サロンもきっとたくさんあると思うのですが
不安を煽り、高額な回数券を購入してもらい、事業拡大をするサロンもたくさんあるのです。
知識をしっかりインプットして、そのようなお金目当てだけでお客さまに寄り添わないサロンは回避しましょう。
産後の骨盤矯正をしやきゃ‥となんとなく考えている方は
まずは自分が
出産に伴う骨盤ケアをしたいのか？
姿勢の歪みに伴う骨格矯正をしたいのか？
そこを考えてみてはいかがでしょうか。
考えると自分がするべきケア、行くべきサロンが変わります。
イーズでは妊娠中に凝り固まり、出産に伴い緩んだ骨盤まわりのケアをご提供していますので産後の骨盤ケアについて説明していきますね！
そとそも‥骨盤の役割って知ってる？
腰‥
部首が月→からだの今
要→大事な点、かなめ
身体の中心にありますよね。
骨盤は内臓を守っています。
上半身と脚を連結している役割も。
産後に骨盤が緩むっていうのはどういうこと‥？
まず出産で骨が変形してしまうことはありませんよ！出産で尾てい骨など骨折することがありますが、そのような場合多分動けないでしょう。
出産時にはリラキシンという
産道を開かせるホルモンが出る影響でお腹の赤ちゃんが外に出るために骨盤についてる靭帯や恥骨結合、骨盤底筋が緩みます。
出産による恥骨結合の緩みはほんの数ミリ程度。
１㎝以上開くと恥骨結合離開といって歩行困難となり整形外科にて保険適用にて治療となるそうです。
そして産後すぐから半年くらいかけて靭帯や恥骨結合は自然と元に戻るんですよ。
だから心配はいりません。勝手に戻ります。
骨盤底筋は出産や加齢により弱くなりがちなのでトレーニングをすると良いです。
出産後すぐ、骨盤の緩みを感じるのであればそれは靭帯や恥骨結合、骨盤底筋の緩みなので腰をサポートしてくれる骨盤ベルトの装着がおすすめですよ。
当サロンでも骨盤ベルト販売してます。
骨盤ベルトの位置も重要ですので一緒に確認しましょう。もちろん、お手持ちの骨盤ベルトでもオッケーですよ。
産後の骨盤ケア、大事なのは？
では産後の骨盤ケアで大事なことってなんでしょうか？？
ホルモンの作用で骨盤についてる靭帯や恥骨結合、骨盤底筋が元に戻る過程で
左右や前傾、後傾の癖があると骨盤の歪みと呼ばれている状態になってしまうんですね。
産後は慣れない赤ちゃん育児で
前傾姿勢が多かったり、反り腰、片側に重心を乗せて抱っこや授乳をしがち。
赤ちゃんに合わせた生活は、ママの身体には負担になる姿勢が多く骨盤周りの筋肉が凝り固まり
その筋肉の凝り固まりの癖が骨盤をひっぱり左右差や前傾後傾を引き起こします。
そしてこの骨盤周りの筋肉の凝り固まりというのは子育て中の生活だけが原因ではありません。
妊娠中、妊娠前‥長年の蓄積なのです。
大切なのは
産後は骨盤についてる筋肉が凝り固まり、靭帯・恥骨結合・骨盤底筋が緩んでいるので
・骨盤まわりの筋肉を緩めること
・骨盤底筋のトレーニングをすること
最初に
不安を煽り、高額な回数券を購入させ事業拡大をしているサロンがあると書きましたが
長年の蓄積があって
一回の骨盤ケアでそれが改善されるか？
と考えてみてください。
無理ですよね。
身体に不調を感じるのであれば、定期的なケア（セルフケアのみでも）が必要なのは間違えないのです。
だからと言って不安を煽って、通い続けないと産前の身体には戻りません！という訳ではないですよって話をしたのが冒頭の文となります。
イーズの出張産後ケアでは
お客さまの身体の状態や生活スタイルに合わせて
子育てしながら、家事をしながらでも無理なく簡単にできるストレッチや骨盤底筋トレーニングのセルフケアなどを施術後にお伝えしています。
私自身３人子どもを育てながらでもちょこちょこと実践出来ている、簡単なものばかりです。
セルフケアと定期的なケアで
身体の不調の予防へと導きたい
そのように考えています。
身体の不調は子育てに影響しますし
ママの身体の調子が良いことは、良い子育てに繋がると思っています。
最後に‥
産後の骨盤ケアのポイントまとめ
①骨盤は丈夫。骨に異常が出ると歩行困難に。
②妊娠中、さらには長年蓄積されて凝り固まった骨盤まわりをほぐしたりストレッチで緩めることが身体の不調を予防することに繋がる。
③出産で緩むのは骨盤まわり靭帯や恥骨結合、骨盤底筋。
④骨盤底筋トレーニングなどを日常に取り入れるとGOOD。
ひとりひとり違う身体、生活スタイル、子育て環境。ひっくるめてあなた１人としっかり向き合ってくれるサロンに通ってくださいね
骨盤底筋トレーニングがひとりでは続かない方はヨガ教室やピラティスのレッスンもおすすめです。
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私はお医者さんではないけれど、ひとりひとり違うママたちの【自身では病院に行くまでもないと思っている身体や心の不調】に寄り添ってきました。
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