療育って、どんなことをしているんですかー?
そんな質問をよくいただくので
ブログにも書いておこうと思います
※あくまで我が家のお話です。
病院や施設によって異なると思われます。
我が家の長男は自閉症スペクトラムです。
3歳半で診断が降りました
今は
療育病院での療育と
民間の児童発達支援施設での療育
2ヶ所で訓練しています
4歳長男が現在療育に通っているペースは
療育病院は月1回、
児童発達支援は週1回です。
(通うペースはその子や親の仕事に合わせて病院や施設と相談になると思います。)
この記事では、療育病院の療育について
詳しく説明したいと思います!
療育病院での療育で
どんなことをしているかと言うと
①心理
②作業療法(OT)
というリハビリをしています。
主治医の指示に基づき、
プログラムを作ってくれているようです
心理では
発達検査結果のや家での様子
親の心配事などから
コミュニケーションを促すための課題をしたり
支援をしてもらったりしています。
長男が【自閉症特有のこだわり】で
一時期、体温が『36.3℃』であることに
こだわり始めてしまい
保育園や施設の入り口にある非接触型体温計で
体温を測りたがって
『36.3℃』じゃないと
激怒して癇癪を起こすという時期がありました。
これはなかなか回避するのが難しくて
悩まされた時があったのですが
心理士さんが
こんなカードを作ってくれました
『36.3℃カード』
体温を測ったとき
36.3℃じゃなかったら
このカードを渡して
気持ちを落ち着かせる作戦を
考えてくれました
長男は視覚優位なので
このカードをみると落ち着いて、
そしてそのうち
36.3のブームは去っていきました。
(大抵、突発的にこだわり始めたこだわりは一定の期間が過ぎるとこだわらなくなることが多いです)
家族の悩みやニーズに寄り添って
支援や対策案を考えてくれます
心理の時間は、
長男にとってはリハビリですが
私にとっては困りごとを相談できる、
心の拠り所になっています。
うちの長男は、本当は言語聴覚療法(ST)を
受ける予定だったのですが
今いっぱいなようで、心理を受けています。
今のところは今年中にSTに移行の予定です。
作業療法では
日常や遊びの活動から
姿勢、運動、手の使い方、道具の使い方を
学んでいます
運動が苦手、手先が不器用、
落ち着きがない、
感覚過敏などのリハビリです。
感覚統合と呼ばれる療法です
作業療法士さんと
バランスボールやトランポリン
平均台、ボール、ロープ
など使って運動療法をしています!
毎回とっても楽しそうです
リハビリが楽しいって最高です
月に一度ですが、
長男は病院の療育の日を楽しみにしています
できることも増えてきています。
理解力がグングンUPしていると感じてます
長男の主治医の診察は
現在3ヶ月に1回です。
主治医の診察時に
心理、作業療法の評価を聞いたり
日常生活でのアドバイスをいただきます。
得意なことは伸ばしつつ
不得意なことはリハビリして、
本人が生活しやすくなるように
主治医や心理士さん、作業療法士さんと
話ながら療育してもらっています。
そして、療育病院でのアドバイスは
保育園の担任の先生たちに
都度共有するように心がけています。
療育の目的は
「長男(とそのまわりの人たち)が
生活しやすくする!!」なので。
※うちの話
長男の生活に関わる方には共有しています
次回は
民間の児童発達支援施設での療育について
書いていこうと思います