シャドーイング | 日本語教師による日本語教師のためのブログ@EaseLanguage

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日本語教師歴、気付けば10年が過ぎ。。。日々の授業のこと、レッスンの教材、国際交流、日常のつぶやき、おいしいもの etc


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今日はテキストの紹介。


『シャドーイング』です。初級編(\1,400税別)と中~上級編(\1,800税別)があります。/くろしお出版


音声(会話)を聞きながら、「影」のように忠実に声に出して言う(復唱する)


練習方法。もともとは同時通訳者のトレーニングに使われていました。


英語教材の取り扱いが多いですが、日本語では今のところ、これが有名でしょうか。


最近、サブテキストとして、様々な使いみちがあるので重宝しています。


まずは語彙がわかる→聞き取れる→復唱できる というステップです。


①ネイティブの「発音・イントネーション」に近づける。


②ナチュラルスピードの感覚を身に付ける。


そして最終的に


③流暢に発話できる


これが目標となります。そもそも日本語の場合、英語のような連音も


限られているし、発音上の問題も少ないので、聞き取れない理由としては、


まず学習者の「語彙力が足りない」か「ネイティブの会話表現を


聞き慣れていない」、ということが多いと思います。



先日のシャドーイングのレッスンで、


例)「うちの家計にとっちゃ、助かるけどねー。」  


「もう、いっつも文句言ってばっか!」


中国人の学生でしたが、「とっちゃ?とっちゃ・・・・とっちゃって何ですか?」


といった具合です。もちろん日本人とのカジュアルスピーキングに慣れている


学生は別ですが。


例)「それじゃあ店も元取れないよね。」


これも、もちろん助詞は欠落してますし、語彙や慣用句を知らなければ


意味もつかめない。。。ということで、最近は専ら、語彙の導入で活用


しています。特に上級編では割とレベルの高い表現を扱っているので。


テキストをコピーして、目ぼしい語彙を空欄にします。


そして聞き取り練習をする。前回はオノマトペでした。オノマトペは学生によって


好き嫌いがありますが(笑)みんな会話で使いたいので必死です。


例)「何もそんなにツンツンしなくてもー。」 「頭ボサボサだよ!」


意味や内容も把握した後、発音チェック。そしてペアで会話練習。


本当は毎日やるのが効果的ですが、生徒にすすめたら何人か


この本を買ってくれました!


ただし、『トレーニング型の勉強が苦手な人』には、


やり方を工夫する必要があるかもしれません!