今日はテキストの紹介。
『シャドーイング』です。初級編(\1,400税別)と中~上級編(\1,800税別)があります。/くろしお出版
音声(会話)を聞きながら、「影」のように忠実に声に出して言う(復唱する)
練習方法。もともとは同時通訳者のトレーニングに使われていました。
英語教材の取り扱いが多いですが、日本語では今のところ、これが有名でしょうか。
最近、サブテキストとして、様々な使いみちがあるので重宝しています。
まずは語彙がわかる→聞き取れる→復唱できる というステップです。
①ネイティブの「発音・イントネーション」に近づける。
②ナチュラルスピードの感覚を身に付ける。
そして最終的に
③流暢に発話できる
これが目標となります。そもそも日本語の場合、英語のような連音も
限られているし、発音上の問題も少ないので、聞き取れない理由としては、
まず学習者の「語彙力が足りない」か「ネイティブの会話表現を
聞き慣れていない」、ということが多いと思います。
先日のシャドーイングのレッスンで、
例)「うちの家計にとっちゃ、助かるけどねー。」
「もう、いっつも文句言ってばっか!」
中国人の学生でしたが、「とっちゃ?とっちゃ・・・・とっちゃって何ですか?」
といった具合です。もちろん日本人とのカジュアルスピーキングに慣れている
学生は別ですが。
例)「それじゃあ店も元取れないよね。」
これも、もちろん助詞は欠落してますし、語彙や慣用句を知らなければ
意味もつかめない。。。ということで、最近は専ら、語彙の導入で活用
しています。特に上級編では割とレベルの高い表現を扱っているので。
テキストをコピーして、目ぼしい語彙を空欄にします。
そして聞き取り練習をする。前回はオノマトペでした。オノマトペは学生によって
好き嫌いがありますが(笑)みんな会話で使いたいので必死です。
例)「何もそんなにツンツンしなくてもー。」 「頭ボサボサだよ!」
意味や内容も把握した後、発音チェック。そしてペアで会話練習。
本当は毎日やるのが効果的ですが、生徒にすすめたら何人か
この本を買ってくれました!
ただし、『トレーニング型の勉強が苦手な人』には、
やり方を工夫する必要があるかもしれません!
