地球温暖化問題 -7ページ目

節電の夜灯すキャンドル 岡山でライトダウンコンサート

夜間の照明を消して地球温暖化防止に取り組む「七夕ライトダウンinおかやま」(岡山市など主催)が7日夜、同市北区柳町の山陽新聞社さん太広場で開かれ、約300人が温かいキャンドルの明かりに包まれてコンサートを楽しんだ。

環境省の「クールアース・デー」の一環。広場にはキャンドル約500個がともされ、カウントダウンで午後8時、屋外照明が一斉に消されると、辺りは幻想的な雰囲気に包まれた。

コンサートは岡山を拠点に活動する女声合唱団「J―dur」などが出演。参加者は環境に優しいリユースカップで飲み物を味わったり、そよぐ風を感じながら、透き通るような歌声に耳を傾けた。

この日は広場が面する同市役所筋でも、店舗や事業所の屋外照明などが夜間消灯された。

出典:山陽新聞

打ち水大作戦「涼」演出 静岡・静清信金

静清信用金庫(白鳥良作理事長)の「打ち水大作戦」が7日、静岡市葵区昭和町の同金庫本店前で始まった。

2007年から実施している「STOP地球温暖化!」キャンペーンの一環。今年は東日本大震災による節電効果も期待され、9月30日までの平日の毎夕、職員が交代で行う。

バイク置き場に設置された打ち水用タンクの雨水を用い、浴衣や法被姿の職員約45人が手おけとひしゃくを持ち、本店前の歩道にまんべんなく水をまいて涼しさを演出した。

活動を支援する県地球温暖化防止活動推進センターのスタッフが打ち水の効果を測定すると、雨上がりで曇りの気象状況の中、10分間で歩道の表面温度が3度、気温は0・6度下がった。

出典:静岡新聞社

県、エアコン対策一斉運動

消費電力、目標上回る19%減

県は7日、電力消費がピークになる午後1~3時にエアコン使用の抑制を訴える「エアコン対策一斉運動」を実施した。昨年の同時期同時間比で、消費電力は目標の15%を上回る19%減を達成した。

県地球温暖化対策課によると、一般家庭で、真夏の昼間にエアコンの消費電力は全体の5割強を占める。この日は、市町村報などを通して、▽健康に留意してエアコンを止める▽設定温度を28度にする▽室内機のフィルターの掃除――などを訴えた。

ただ、6日の同時間比では、消費電力が2%増になっており、同課は「既に企業や家庭で節電が浸透している」と話していた。

出典:読売新聞