地球温暖化問題 -8ページ目

道庁前に天の川・・・キャンドル800個

「北海道クールアース・デイ」の7日、道内各地で地球温暖化防止を考えるイベントが開かれた。道庁赤れんが庁舎前の庭には同日夜、天の川をイメージした約800個のキャンドルが置かれ、柔らかなあかりが揺れた。

北海道クールアース・デイは北海道洞爺湖サミットをきっかけに始まり今年で3回目。この日は道庁で「クールビズ」を北海道らしく改良した「ナチュラルクールビズ」も始まった。ポロシャツ姿の職員もいたが、道議会が開会中ということもあり、ノーネクタイにスーツという従来のクールビズの装いも目立った。

白色のポロシャツで登庁した道環境推進課の福森章朗さん(38)は、「涼しくて仕事に集中できた。他の職場にも浸透して欲しい」と話した。

出典:読売新聞

メガソーラー、8月に県が用地選定 未利用県有地など候補に

県はメガソーラー(大規模太陽光発電所)の県内候補地を8月中に選定する方針を決めた。メガソーラー設置は、3月に策定した県地球温暖化対策実行計画(2011~15年度)の重点プロジェクトの一つで、福島第1原発事故に伴う電力不足や再生可能エネルギーへの関心の高まりを受けて、最優先で取り組みを加速させることにした。県有地など未利用の公共用地を中心に適地を調査中で、複数の候補地を選定した後、企業との連携も視野に事業化の可能性を探る。

県は東日本大震災前から、県有施設や県立学校への太陽光発電の積極導入による「県庁メガソーラー」の推進と、民間事業者などと協働によるメガソーラー設置の促進を盛り込んだ地球温暖化対策実行計画を固めていた。

11年度から取り組みに着手しようとした矢先に、震災や原発事故が発生。太陽光発電に注目が高まり、計画を進める上での環境が大きく変わったことから、メガソーラー候補地を早期に選定して実現を目指すことにした。

県は、メガソーラーの普及に向けソフトバンクの孫正義社長が全国の自治体と設立する「自然エネルギー協議会」にも参加を表明しており、協議会を通じて収集した情報を県内での事業化に生かしたい考えだ。

6月下旬には、県庁内に部局横断の再生可能エネルギー利活用促進検討会を設置した。7月下旬には専門家らによる「とちぎ再生可能エネルギー有識者会議」(仮称)を立ち上げ、意見を聞きながら候補地選定を進める。

矢継ぎ早な取り組みの背景には、菅直人首相が成立に意欲を示す再生エネルギー特別措置法案がある。電力会社による自然エネルギーの全量買い取り制度を盛り込んだ同法が成立した場合、自治体や企業がメガソーラーの事業化に雪崩を打つ可能性があるため、県の担当者は「法案が通ってから走りだすのでは遅い」と説明する。

メガソーラー設置には2ヘクタール程度の土地が必要。県の検討会は、県有地や県内市町の未利用公共用地を軸に洗い出し作業を進めている。すでに小山市など複数の市町から提案が寄せられているという。

事業化に向けては、ソフトバンク以外にも複数社から県に提案があり、候補地が決まれば設備の導入や運営手法の検討に入る。

出典:下野新聞

電気自動車 無料レンタル 福岡市、きょうから受け付け

電気自動車の普及を図ろうと、福岡市は公用の電気自動車8台を休日に無料で市民に貸し出す「カーシェアリング」を実施することを決め、8日から利用希望者の受け付けを始める。

貸し出し期間は、7月23日~11月27日の土日と連続する祝日(計41日)で、免許取得後1年以上の福岡市民が対象。貸し出すのはいずれも4人乗りの軽乗用車で、満充電の状態で約160キロ走行できる。

アイランドシティ内駐車場(東区)など市内4カ所で満充電の状態で貸し出され、1回あたり最大3時間、1人3回まで無料で利用することができる。

貸し出しは業務委託で行い、利用希望者は事前にマツダレンタカーの福岡市内の12店舗に申し込む。

市温暖化対策課の担当者は「利用後のアンケートなどを通して、電気自動車を普及させるうえでの課題を探りたい」と話している。

出典:MSN産経ニュース