夫婦になって今年で36年目になります。
知り合ってを加えれば38年。。。。。
わたし、ずっとずっと旦那さんを「バカ」にして
見下してきたんだなぁ～・・・とシミジミ感じています。
看護師×心理セラピスト
夢は、はーとに寄り添うキャンナス訪問看護ステーションの所長
の ももいです。
知り合ったのは、わたしが学生、彼は社会人。
当時は凄くオトナで頼りに感じていたけれど
わたしが働くようになって・・・・
結婚して・・・・
収入が逆転した頃からそう感じていたんだと思うのです。
旦那さんが奥さんの収入を当てにして働かなくなる。。。。
こういうの、通称「髪結いの亭主」って言うんです。
知ってマス？？？？（化石のような、コトバかも。。。）
美容師さんとか看護師さん・・・・。
女性の手に職をもつ代表的な職業なのですが
そういう女性の旦那さんは、奥さんの稼ぎを当てにして
働かず、ブラブラ勝手なことばかりする。。。
いまどきの「ダメンズ」的な表現で、良い意味では使われない
コトバだと思います。
言わば、ダメンズの基礎となった呼び方が「髪結いの亭主」だと
思います。
で・・・・
そもそも、わたしに看護師など手に職をつけること
を薦めたのは、何度も登場する、お馴染みのわたしの母親です。
「わたしみたいに、旦那に苦労する人生を送らないで」
「手に職があったら・・・とっくに別れていた」
「男の人に頼らないでも生きていけるように・・・・」
じぶんの後悔を押しつけて・・・・
わたしも、そんな人生を送ると言わんばかり。。。。
一旦はそんな母親のコトバに反発して、普通に？事務員で就職して
結婚して出産して・・・やっぱりわたし、そんな旦那さんを
ちょっと物足りなく感じていたんだと思います。
一旦・・・母親になると
実のところ、母親の言っていたことに1部、納得できたし
母親の大変さも少しは理解できていたので
子どもが3歳になった時に、ご縁を頂いて看護師の学校に入学しました。
収入が上がってくるにつれて・・・・
実はどんどんじぶんの収入について言わなくなりました。
我が家の禁句にわたしがしていました。
幸いと言うか、家計はわたしが全てやりくりしていたので
陰でやりくり・・・・みたいな感じでカタチを作って
大変っぽくしてました。
先ほどの「言ったらアテにされて、働かなくなる・・」になったら
が怖かったです。
今で言う・・・旦那さんを、ダメンズなんだと思いつつ
製造機にはなりたくなくて、いろいろ画策してた時期です。
ダメンズにして、じぶんがこんだけ頑張っているんだを
わかって欲しかったのですね。
もともと、地味な人で・・・何かを欲しいとは言わない人。
仕事もマジメ・・・。
出世にも興味が無い感じ。。。
この、せめてもの「とりえ」さえ無くなったらどうしよう・・・。(笑)
「髪結いの亭主」の妻になりたくないが故の小細工を
たくさんしていたと思います。
旦那さんに勝ってるって思ってるのに
負けてるふりをし続けていたのです。
負けているふりをして、勝ちたかったのです。
どう？？？すごいでしょ～って・・・。
で・・旦那さんを、ずっと・・・ずっとバカにしていたのです。
たった収入１つの目安から・・・こんなに戦っていたのです。
オトコはお金を稼ぐもの・・・。
養うのが当たり前。。。。
女は、養ってもらうために我慢するのが当然。
そのために、出来ないふりをし続けていたのです。
でもね・・・わたし、とうとう観念する日がきたのです。
旦那さんがキャンナスの発会式で、楽しそうに荷物を運んでくれたり
他の人と嬉しそうに話すのを見たり、聞いてて・・・・。
この人・・・ホントに、喜んでるんだって。。。
わたしが、やりたいことをすると喜んでくれているんだな～。
応援しようとしてくれているんだな～。
真剣に理解しようとしてくれてるんだな～。
「よくやってると思いますよ。」って・・・
堂々と言ってくれてる姿に・・・これ、ウソじゃないんだと
思えたのです。
実は・・・キャンナスをやるって・・・・
わたし旦那さんには、1週間前に言ったのです。。。。
世界中で1番遅く伝えた存在なのです。
またまた・・・どうせって・・・ね。
勝手にね。。。。
重い荷物があるんで、頼んだのが1番の理由。。。
でも、伝えたくて仕方なかったんだと思います。
わたし・・・完全に白旗でした
もう・・昔のように稼いでいないのに・・・・
これからだって・・・どうなるのかわからないのに・・・。
こんなんでもいいんだ。。。。
どんなわたしであっても・・・愛されて認められて感謝されている。
たぶん・・・ずーっとずっと、そうだったんですよね。
出会って・・・38年かかりましたよ。。。。
あーーーー
死ぬ前で良かった！！！
凄い・・・お宝ですよ。
そしてね、ホントは・・・
わたしは、旦那さんを養ってますって言いたいんだ。
収入でもそんなくらいになってもいいんだ
女でも、旦那さんを食べさせたいって思っていいんだ。
隠さず堂々として行きます。
出来るか出来ないかじゃなくて・・・
そう思っても良いんだと・・・。
そして・・・・
お母さんより幸せな人生を送ってもいい。
お母さんみたいに旦那さんに頼らなくてもいい。
わたしだけ、幸せになってもいい。
勝つとか負けるとかではなくて、
申し訳ないとか価値がないとか・・・
どんなにじぶんがじぶんのことを思っていても・・・
残念だけど
周りは誰もそんなふうに、思っていないのです。
ただただ・・・じぶんがそう思っていたいから・・・
周りもアナタに合わせていてくれているのかもしれません。
わたしも、まだまだ道の途中。
迷いながら、怖いまま一緒に進みませんか
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