こんにちは。ルビーです。
連日、新型ウイルスの報道が続いています。とにかく、できる限りのことをして自分の身を守ることが大事ですね。
さて、こちら台湾は先日29日まで春節の期間でした。私自身にとっては春節はあまり関係なく、仕事柄、春節中も仕事に行く日がありました。しかし、台湾の人にとっては春節は色々な意味で貴重な期間のようです。今日は私が見た春節ならではの街の様子を少し書きたいと思います。
まず、春節中はコンビニや大きな百貨店などを除いて、多くの街中のお店は休みとなっていました。私の近所でも、営業時間を短くしたり開店時間を遅くしたりして営業している所もありましたが、それでも春節中に開いているお店は本当に数少なかったです。多くのお店が休みになること自体は以前から聞いていたので特に驚かなかったのですが、いざ春節になって、外に出てみると、お店が閉まっているどころか、外を歩いている人、車、バイク、地下鉄の乗客など、いつもならいっぱい見るものをほとんど見なくなりました。
同じ時間に同じ所を歩いているのに、多くのお店のシャッターがおろされ、周りに人がいないという非日常的な光景を目にすると、新鮮さ、ちょっとした怖さ、不思議な感じなど、色々なものが心の中で混ざって、何とも言い難い気分になり、「まさにこの感覚は言語化できない一種の"エモい"ではないだろうか」なんてことを一人で勝手に考えていました😅
よくよく考えてみれば、これだけお店が閉まるとなると、外に出る理由などなくて、普段は会うことがなかなかない家族や親戚と時間を共にして家でゆったり過ごしたりするが主流なんだろうと思います。
この春節中、色々な所で何度も聞いたのが「新年快樂!」という言葉。日本語で言う「明けましておめでとう!」なのですが、初めて春節を経験する私はすごく違和感を覚えました。それはなぜかというと、この1月末に「新年快樂!」を聞くというのもそうなのですが、ついこの前の1月1日も同じように「新年快樂!」という言葉が飛び交っていて、私としては「それ、この前も言ってたじゃん!」と思ったからです。
台湾人の友達によると、1月1日の「新年快樂!」はとりあえず年を越したから言っておこうというような偽物で、春節に言う「新年快樂!」が本物で、日本人で言うところの「明けましておめでとうございます!」になるとのことでした。実際、お年玉の「紅包」は1月1日ではなく、春節に配られるとのことでした。
また、春節になると夜に色々な所から爆竹の音が聞こえてきました。日本にいると爆竹の音を聞くことはほとんどないので、その音の大きさに驚いていたのですが、それを深夜に打ち放つ人もいて、寝たい人にとってはいい迷惑なのではないかと思いました。ネットで軽く調べてみると、過去にやはり迷惑に思う人もいたようで、打ち上げに関する時間などのルールと、ルールに従わなかった場合の罰金を定めている所があるようです。本当にそのルールがどこまで守られているのかは分かりませんが…😅
上に書いたこと以外にも、春節の人や街の様子についてまだ色々とあるのですが、ここでストップして、お知らせに移りたいと思います。
私、ルビーは、昨年7月から毎週金曜日、スタッフブログを更新してきたのですが、今回を持ちまして、私の担当が最後となりました。これまで私の書いたスタッフブログを読んで下さった方々、本当にありがとうございました。スタッフブログの更新は、私にとって、ワーキングホリデーの一つの経過記録にもなっていたため、今週で終了となるのは非常に残念なのですが、まずもって、読者の皆様に感謝申し上げます。
私がワーキングホリデーで台湾に来てから、まだ半年ちょっとなのですが、これまでだけでも、良いことも悪いこと、色んなことがあり、色んな人との出会いがありました。そして、台湾を知るだけではなく、それまで"中"から見ていた日本の色々な面を"外"から見ることができ、台湾で生活してみたからこそ手に入れられたものが沢山ありました。そういうものを今年6月の帰国までにもっともっと手に入れて、次のステップに活かしたいと思います。
では、さようなら👋