年末の大イベント | 台湾暮らし〜台湾・旅・レトロ

台湾暮らし〜台湾・旅・レトロ

台湾が好きすぎて、台湾在住・小さな会社を作りました。中国語教室とシェアハウスを経営しています。興味のある人はそれぞれ「フレンドシップ・ランゲージ」「シェアハウス101・台北忠孝復興」で検索してくださいね(^^)/

みなさん こんにちは。ルビーです。



明けましておめでとうございます!!

ついに今年は日本でオリンピック・パラリンピックが開かれますね。日本全体が世界を巻き込んで最高に盛り上がる年になるのではないでしょうか。みなさんにとって、2020年が良い一年となりますことを心から願っております。


さてさて、今日は台湾の年末の大イベントについて書きたいと思います。


台北市信義區に「台北101」という地上101階の超高層ビルがあるのですが、1231日の夜、その周辺で大規模なコンサートが開かれ、台湾の人気歌手やバンドが集まり、数時間に渡り、順番に歌を披露したりして、会場を盛り上げます。テレビ中継も入り、台湾中にその様子が放送されます。


そして、12/31から1/1に日付が変わり、新しい年を迎えると同時に、台北101から何発もの花火が打ち上げられ、夜空を彩ります。


私もこの花火を見に行きました。周りから「絶対見たほうがいい!」という声を何度も聞いたのに加え、6月に帰国しなければならないことを考えると、「今回、行くしかない!」となり、友達と見に行くことにしました。


コンサートが始まった時から既に多くの人で溢れ、日付が変わる直前になると、台北101の周辺に、どんどん集まってきました。「10.9.8.7...」とカウントダウンが始まり、年が変わった瞬間、何発もの花火がタワーから打ち上げられました。


初めて見た感想としては「すごい!!」としかいいようがありませんでした。約5分に渡って、次々と花火が打ち上げられ、想像以上の迫力でした。


花火の様子としては、私は「花火」と聞いていたので、日本の夏に見る、花のようにパッと咲くような花火で、それを時間をかけて見るイメージしていたのですが、実際は何発ものロケット花火が一気に放たれている感じで、瞬間によっては、タワーが爆破されているように見えることもあり、それはそれで面白かったです。


日本の花火に慣れているからか、台北101の花火が約5分で全てが終わってしまったため、「え、もう終わり!?もっと見たいのに」という気持ちにもなりました。日本と台北101の花火、それぞれの感覚を料理で例えると、日本の花火は、一品ずつ料理が出てきて時間をかけて食べるという感じで、台北101の花火は、目の前にある料理を一気に食べ尽くしたけど、まだ物足りないという感じでしょうか。


そして、花火が終わると、みんなが一気に帰ります。この日だけは、花火を見に来た人のために、特別にバスやMRT(台湾の地下鉄)が動くのですが、そのバスや電車を待つ人で長い行列ができました。私はMRTを使って帰ったのですが、駅の外にまで電車を待つ人の列が続き、駅の中に入るにも、入場制限がかかり、私が電車に乗れたのは列に並んでから30分以上してからでした。台湾人のみならず、私含め、台湾で年越しをする外国人が一か所に集まるのですから、そうなりますよね。


そんなこともあり、体はとても疲れましたが、「行って良かった」と思える初めての台湾での年越しでした。そして、自分のことながらも、日本に帰国した後、2020年の年末はどこで年越しをしているだろうかと楽しみになってきました。


ではまた!!