みなさん こんにちは。ルビーです。
ここ最近の台湾の天気は、気温が下がって、暑くは感じないものの、じめっとした感じが続いており、スカッとしない日の連続です。
さて、今日は私が思う台湾の楽しみ方について書きたいと思います。
私は台湾の楽しみ方は大きく分けて2つあると思います。
まず一つは、有名な観光スポットをとにかく巡るという楽しみ方。台湾に観光で来られた大抵の方はこれに当てはまるのではないでしょうか。九份、台北101、西門、中世紀念堂など、台北だけでも数え切れないぐらいの有名な観光スポットがあり、いつも多くの観光客が訪れています。
そのような所は、観光客が多く訪れることから、簡単な日本語での接客や日本語のメニューなど、あらゆる観光客向けのサービスが準備されており、英語や中国語ができなくても、よほど特別なことが起こらない限り、気持ち良く過ごすことができるでしょう。
そして、もう一つは、人が集まる所から離れたローカルな場所を巡るという楽しみ方です。日本でも、都会と下町、もしくは、都会と田舎があるように、台北でも、台北駅や西門などの人が多く集まる中心地から離れた場所に行くと、街の感じが変わり、下町のような雰囲気が漂います。言葉で表すことは難しく、実際に行ってみてもらわないと伝わりにくいのですが、人の様子、建物、お店など、あらゆるものから、中心部とは違う、その街ならではの雰囲気を感じることができます。
ただ、そのようなローカルな場所を訪れて楽しむには、有名な場所を巡るよりも、色々な意味で労力を使うことになるのではと思うのです。
例えば、言葉。有名な観光スポットであれば、簡単な日本語であれば通じてしまうくらいのお店はたくさんあるでしょう。実際、ネットに「台湾は日本語が通じる！」などと書かれているのを見ることがあるくらいですから。しかし、ローカルな所にあるお店だと、外国人がお客さんとして訪れてくるという想定をしている所はかなり少ないと思われます。なぜなら、そのようなお店のターゲットは、周辺に住んでみえる地元の方で、決して外国からの観光客ではないからです。もちろん、ジェスチャーとかでなんとか切り抜けることはできるでしょうが、ある程度、中国語ができないと、言葉でのコミュニケーションができなくなる可能性が高くなるのは一つのネックとなるのではないでしょうか。
もう一つ、挙げるとすれば、衛生。やはりこれも、実際に訪れてみてもらうと分かると思うのですが、食べ物を売っているお店の衛生が非常に気になります。あくまで私個人としての率直な感想ですが、ローカルな所のご飯屋さんを観察してみると、食べ物の扱い、お店の場所、店員さんの様子など、あらゆる観点から見て、「衛生的に大丈夫かな…」と感じる店がたくさん見受けられると思います。では、有名なスポットなら必ず安全なのかというと、そういう訳でもなく、そもそも日本と同等の基準を求めるのが厳しい話なのですが、ローカルな場所になると、さらにその衛生のレベルが何段階か下がるといった印象です。
よく聞く話だと、ゴキブリが店の床にいたり、床に死んでいたという話を聞きます。もっと酷い話だと、出された食べ物の中にゴキブリが入っていたという話も実際に何度か聞いたことがあります。私もこの間、ローカルな場所にある、ご飯屋さんで食事をしている時に、ふと隣の机の下を見たら、ゴキブリが死んでいました。食欲が一気に失せました。流石に食べ物自体に入っているというのはまだ経験していませんが、その時がいつやってきてもおかしくありません…。
ただ、ここで注意して頂きたいのは、私は決してローカルな場所が悪いとは思っていないということで、ローカルな場所を訪れるということは、有名な観光スポットを訪れるだけでは味わえない本当の台湾のようなものを感じられる一つの有効な方法だと考えています。
ただ、そのためには、上に挙げたように、有名な観光スポットを訪れるよりも、あらゆる意味で苦労したり我慢したりしなければいけないことになるということです。数多くの「日本ではあり得ない！！」を体験することになるのではないでしょうか。
逆に、「それでもok！本当の台湾の生活感を感じたい！」という方にとっては、ローカルな場所巡りをすることで、有名な観光スポットを巡るよりも、より一層、楽しい観光となると思います。
今日は台湾の楽しみ方についてでした。
二つのうち、どちらの方が良いというのは無く、観光される方が、台湾をどのように楽しみたいかにより、変わってきます。
皆さんの台湾の楽しみ方はどんな楽しみ方ですか？
ではまた！！
