今月4〜8日、インドネシアに行ったのですが、往復のフライトで、バッチリ映画を見てきました。行きは「Coco(邦題:リメンバー・ミー)」です。

ちまたでかなり評価が高く、アカデミー最優秀長編アニメ賞を受賞。鑑賞したら、それも納得の出来栄えでした。
メキシコのとある街に住む少年・ミゲル。彼は音楽が大好きで、とある理由から家族みんなが音楽を嫌うなか、ミュージシャンになる夢を抱いています。
コンテストへの出場を家族に反対されたミゲルは、ひょんなことから死者の国に紛れ込んでしまい、想像もつかない冒険へ・・・。
すでにご覧になった方も多いでしょうから、ぁりストーリーに触れないようにしますが、ストーリー展開、色彩の美しさ、泣かせどころの配置など、どれを取っても文句なし。と思ったら、監督がなんと、「トイ・ストーリー3」のリー・アンクリッチなんですね!
でも、もっと感心したのは、かなりメキシコテイストが強いこと。これがディズニー?と思うほど、メキシカンな世界に入っています。
アメリカ風のサクセスストーリーや冒険譚を持ち込むと嘘っぽくなりうるところを、「ああ、これならメキシコでもありえるストーリーだな」と思わせてくれます。
オススメは、字幕版。基本的には英語の英語ですが、かなりスペイン語も混ざっていて、本当にメキシコの街中にいるような気分になれます。
台湾でも公開されていますが、なぜかタイトルに「夜總會」が入っています。これ、ナイトクラブという意味なのですが、さすがにキレイな女性がお待ちしているお店のことではないと思います。死者の国で遭遇する壮大なナイトパーティー、というくらいの意味では?と思われます。
もちろん、映画を見たあとは、メキシコに行きたくなってしまいました(←毎度のことですね:笑)。
あ、写真はメキシコとは関係ありません(^_^;)
旅先のインドネシア・ボゴールのホテルの朝食です。