弾む武道場発見!新化さんぽ~2 | 台湾暮らし〜台湾・旅・レトロ

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台湾が好きすぎて、台湾在住・小さな会社を作りました。中国語教室とシェアハウスを経営しています。興味のある人はそれぞれ「フレンドシップ・ランゲージ」「シェアハウス101・台北忠孝復興」で検索してくださいね(^^)/

12月30日。新化の老街カフェを後にした僕は、さらに町の中をぶらぶら歩きます。
新化の町は、路地裏もかなりポイント高し!人通りも少なく、いつの時代にいるか分からなくなってしまいます(#^_^#)
台湾ローカルの品々も、たくさんの店で並んでいます。
ちょっと崩れかけた家屋もあります。実は新化では、古い一般の民家が次々と取り壊されています。いくら古いものを大切にするといっても、自治体にも予算の限界があり、全てを保存・修復するわけにもいかないのでしょう。残念ですが、台湾全体で抱えている問題だと思います。
さあ、では冒頭の写真の場所に行きましょう。ここは旧武徳殿(現・大目降文化園區)。

ここは戦前、日本の武道場として使われていたのですが、実は道場の床の半分にバネが使われているんです!床を歩くと変な感じですが、衝撃を和らげることができそうですね。床の一部分が空洞になっていて、戦前に使われていたバネも見えるようになっています。すごい発想ですね(*^^*)
柔道・剣道どちらもできる道場だったようです。今では、台湾の大人ゆったり休憩し、子どもたちが駆けずり回る(笑)憩いの場になっています。
時間によっては説明員さんもいるので、中国語が多少でもわかる人は、いろいろ質問してみては?

武徳殿の近くには、何棟かの日式宿舎も残っています。現在は飲食店・雑貨店・アートスペースなどに様変わりしているようですね。
このトトロには驚きました!うーん、新化とはあまり関係ない気が(^^;)
こちらは、新化故事館。中には、新化に関する展示がたくさんあるのですが、受付が小学生でした!まあ、お客が来たら、名前を書いてもらうだけの仕事なので(無料なので、お金のやり取りがない)、基本はゲームをやっていました(^^;)
最後に、戦争の影をちらりと。故事館のすぐ前に、防空壕があったんです。武徳殿の説明員をやつているおじいさん曰わく「子供の頃は、あそこでよく遊んだものだ」と。戦争の遺物も、子供の力にかかっては、ワクワクする遊び場だったのでしょう。
この他にも、修復中の施設もまだあるとのこと。時間の関係で、いくつかの見どころは次回に回ることとなりますが、期待以上の魅力にあふれる新化。台南からバスが頻発しているので、ぜひいちど遊びに来てください。