こんなときも、深夜のLCCを使って日本にひとっ飛び。何かと評判の悪いLCCですが、僕にとっては命綱みたいなもの。こうして、頻繁に日本と行き来できるのも、LCC様のおかげです。
さて、今回みたのは、かなり旬を過ぎましたが、"Spotlight"てす。そう、今年のアカデミー賞作品賞を受賞した、あの作品です。

ストーリーは、アメリカ・ボストンの新聞社「ボストン・グローブ」を舞台に、カトリック教会にはびこる児童虐待問題を徹底的に追い詰め、世間に明るみにした、というもの。いわゆる報道モノです。
ならば、暗殺団が登場したり、銃撃戦が繰り広げられたりするのかと思ったら、さにあらず。
ひたすら、取材、証拠固め、それに有力者たちに対するネゴシエーションくらいですかね。
でも、この地味さ、リアルな現場感がいいんです。アメリカだって、年がら年中ドンパチばかりやっているわけではないんてすよ(笑)。
そういう意味では、少しでも「外から押し付けられたらステレオタイプ」から逃れたい人にとっては、価値の高い作品だと思います。
それにしても、本当はワーカホリツクの問題って、日本だけの専売特許ではないんですね。僕も、そういうワーカホリツク的な生活から逃げ出したいという気持ちもあって台湾に来ましたが、仕事が本格稼働したら、きっとまたがんばっちゃうんだろうなあ…。
うん、仕事が軌道に乗ったら、こんなリアルなアメリカを感じに行こうと思います(*^^*)