元々、瑞芳までの列車が1時間に1~2本しかなく、自強号(特急)があまり止まらないため、時刻表とかなりニラメッコしないと、意外と無駄な時間が発生してしまうんです。
そこで裏技として使えるのが、バス。実は台北市内のMRT内湖線木柵駅から平溪・十分まで40~60分おきくらいに、路線バスが走っているんです。
これに乗って、十分の入口に到着しました。町の入口にある吊り橋です。

岡本さんご一家も無事に橋を渡りました(当たり前か…)。

有名な十分老街です。平日だと、多少混雑度が低いかな?

さあ、天燈を上げましょう。天燈は単色だと150元、四方四色だと200元です。備え付けの筆で、願い事を書いていくのてすが、結構たくさん書けるので、かえって困ります(笑)。台湾人は、所狭しと願い事を書きまくりますが(^^;)

店員さんはめちゃくちゃ手慣れていて、次々と指示を出して、四方を撮影してくれます。

色によって、叶う願いの種類が違うそうです。

さあ、みんなの願いを乗せて、空に上がって行きます。

何度やっても、心がジーンとします。

達者でな~

さあ、列車が来るまで40分くらいあります。やっぱりここにもレトロなカフェがありました!

どうやら戦前に建てられた建物を活用したカフェのようです。食事も取れるようですね。

僕が頼んだのは、このハート型のワッフル(たっぷりクリームつき)。ホント、台湾で甘味に困ることはありません。

ドリンクは、熱紅茶(ホットティー)。多分、ナツメ茶だと思います。本当は、フルーツいっぱいの水果茶がよかったのですが、ナツメ茶もおいしいですね(*^^*)

カフェの庭には、台湾らしいヘタウマオブジェ(笑)。真ん中はトトロですね。

敷地内には、こんな石碑が。陸軍省なんて字を見るとびびってしまいますが、それだけの歴史に堪えて来たんですね。

平溪線は、日本統治時代に炭坑開発などを目的として建設された鉄道路線で、どこか日本の炭坑町と雰囲気が似ています。
どうしても、天燈が注目度されがちですが、歴史散歩を楽しめるエリアでもあります。いつか、沿線に一泊してじっくりタイムスリップしてみたいなあ。