「疲労の抜き方」

 

誰しも知らず知らずのうちに「疲労」

が蓄積し、体調を崩してしまうことが

ありますよね。

 

プロのアスリートでもよほどの

「体調管理」をしていても、すぐに

風邪を引いてしまうことはよくあります。

 

それは「肉体疲労」よりも「脳内疲労」

が原因とも言われています。

 

そこで、頭の中にいれておいたほうが

いいのが、

「身体の休養」と、

「脳の休養」

 

一般的に考える休養とは、

身体を休めるための休養だと思います。

 

筋肉疲労が出たので、肉体的に疲れを

とってから、また動き始めるのが一般的

だと思います。

 

しかし、意外にできてないのが、

「脳の休養」です。

 

せっかく身体を休めても、脳が仕事や

目先のことを考えれば、脳がいずれ疲れ

きってしまいます。

 

そうなると、やる気が起きなくなったり、

だるさを感じて動くのが嫌になってしま

うこともあります。

 

こういったことが、肉体疲労よりも、

脳疲労が困ぱいする原因となります。

 

 

 

「思考方法を変えてみる」

 

脳疲労を起こさないようにするためには、

思考方法から変えていかなければなりま

せん。

 

肉体的には身体の動きを止めて休みに

入りますが、脳は身体を休めても動かす

ことができてしまいます。

 

ですので、しっかりと脳を休める時間を

とることが大事です。

 

かといっても何も考えないのは無理なん

で、日常よりちょっと離れて、

「思考の時間」を取るのがおすすめです。

 

読書もいいですし、ただボーっと散歩を

するのもいいかもしれません。

でも注意するのは、脳を臨戦態勢にしな

いことです。

 

脳が活性化しないように休ませないとい

けないので、ガンガン脳を使ってしまう

事柄は避けましょう。

 

身体を動かさないデスクワークをして、

いきなり「さあ、動くぞ!」と思えるで

しょうか?

 

大抵は疲労感が出てきてすぐには動け

ないと思います。それが脳疲労です。

 

自分では気分転換しているつもりでも、

あれやこれやと考えてしまうと、不安

が勝って脳をまた使わせてしまいます。

 

別なことをやろうと思っても難しいので、

この場合は根本の不安要素を取り除くこ

とが必要です。

 

自分が何に対して不安なのか、それを

どうやって取り除けるかを考え、対処

できる思考回路を作るのが先決です。

 

 

季節的に暑くなってくると、無意識に

身体を酷使しやすい状況になります。

 

知らず知らずのうちに身体の芯まで疲労し

抜けにくくなってくるので、ゆったりした

気持ちでゆっくりジワジワ抜く[レスト]

するのが理想です。

 

よく言われる「アクティブレスト」(※)

をして抜いていくのも効果的です。

 

「積極的休養」と呼ばれる疲労回復法

で、疲労時に体を軽く動かすことによっ

て血流の改善を図り、疲労物質の排出を

促すことが出来るのです。

 

ウォーキング、サイクリング、

軽いジョギングなどの有酸素運動は長く

溜まった疲れにも効果があると言われて

います。

 

ただ、完全休養のときは、よっぽど疲れ

ている時にして、できるだけ軽く動くこ

とで後々、疲労が抜けやすい身体になっ

てくることでしょう。

 

 

 

「メリハリをつける」

 

トップアスリートなんかも、

休養のときはオシャレをしてショッピング

やカフェに行ったりして気分転換するそう

です。

 

完全休養を入れないというよりは、

オンとオフをしっかり意識して分け、

あえて目先のことから離れてリフレッシュ

させています。

 

ただ他の人とは身体や脳が違うというこ

とに注意しなければなりません。

 

他の人がこんな感じで休養していると

言っても、人それぞれ疲労取りのリズム

やベストな方法があります。

 

最初は真似をしたとしても、いずれ自分

のやり方を見つけることが大事です。

 

自分のやり方が分かってきても、

毎回同じでいいということはありません。

 

大事なのは常に自分の状態を把握し、

ちょっとずつ調整しながら変えるように

しましょう。

 

そうすれば自ずと芯から疲労が抜け

愉しくアクティブな生活が続けられる

 

 

 

ようになるでしょう。

 

 

造形工作師

顕 師 [KENSHI]

 

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