小学校高学年の時、
自律神経失調症と鬱になった。
色々な病院に行って、検査したけど
特定の病名は言われませんでした。
昔はそもそも心療内科なんてなかったです。涙
診察室で余りに辛くて先生の前で号泣したなぁ。
小児科だし、先生には何があっても
学校には行きなさいって言われていたので、
相当辛かったけどしぶしぶ学校へは行っていました。
机に座っているだけだった私
何もせず、鉛筆も持たず笑
誰一人として、教室で私が鬱になっているなんて
知る友人はいませんでした。
悲壮感漂う回想は、まあさておき笑
そう!その当時心にしみた映画は
『ベイブ』
でした。ブタちゃんのやつ。
何を見ても心が悲しくて
不安しか感じられない日々の中
たまたまテレビで放映されていた
この映画をぼーっとしながら見ていました。
出てくるのはほぼ動物達でほんわかしていて
刺激的なものに敏感になっていたその時期でも
なんとなく見続けられた映画でした。
↓ネタバレになってしまうので、
嫌な方はこのYOUTUBE見ないでおいて
気が付けば、ベイブを自分に重ねて見ていました。
私は吹き替え版しか見ていなかったので、
英語版はどうなっているのかわからないのですが、日本語で歌っているこのシーンで涙ポロポロでした。
苦しくて悲しくて不安でどうしようもなくても静かに静かに自分を受け入れることを促してくれたように思います。
どんな状態にあっても、
本当は温かい腕やゆりかごのようなものに抱かれていることを。
先日久々に見てみたけど、ストーリーも面白くて
鬱だった自分を懐かしく感じ、
楽しませてもらいました
ちなみにこの曲、原曲のメロディーはクラシックを元にしたものなんですが、
この方々が歌っていました。
♪『If I had words』
ベイブの一番最初のストーリーです。
たしか、二作目もあったような。