1月17日になると思い出すこと。 | 【アースデイいわき2017 in 小牧山】

【アースデイいわき2017 in 小牧山】

■開催日時:2017年3月11日・12日 11:00~16:00
(少雨決行・荒天中止)

■会場:小牧山・史跡公園
(アピタ小牧店さん北側の芝生のある広場)

■後援:いわき市、小牧市、小牧商工会議所、小牧市社会福祉協議会

アースデイいわき実行委員長の嘘つきインディアンこと吉田です。

私は1月17日になると思い出すことがあります。


19年前、私は長野県長野市に住んでいました。


当時、勤めていた大手建設会社の事務員として、入社して1年にも満たない新人の私が長野オリンピックの仕事の関係で長野に派遣されることになりました。


毎朝、早起きをして、会社の寮の玄関の前の雪雪かきをして、出社してからも工場と事務所の入り口の雪雪かきをしてDASH!

毎日、夜遅くまで残業をして冬の朝の日課もあってと大変でした。


たまの休みに遊びに出かけることもありましたが、

「仕事に影響するような遊び方をするな!」と、何度も上司からは言われていました。
その日は魔がさしたのか、若気の至り・・・年が明けて、それほど仕事も忙しくなかった週の始まり月曜日から、会社の下請けの若者たちと街に繰り出し、朝帰り。


そのまま寝坊をして重役出勤あせる


「すみませんでしたあせる!!!!」と、慌てて事務所に駆け込んだが、誰もいない。


隣の休憩室で声がするので覗いてみると、テレビの前にみんなくぎ付けになっている。


あらためて、「すみませんでしたあせる!!!!」と、休憩室に入ると


「こっち来ておまえもこれ見ろ!」


怒られると思っていたのに、そんなことどうでも良いと言わんばかりに迎え入れられ、テレビから流れる映像を見て、絶句したことを思い出します。


それから数日して、それほどボランティア精神は持っていませんでしたが、流石に何かしなくてはいけない!と思い、当時付き合っていた彼女(嫁さんには内緒(汗))に、

「義捐金として5万円を振り込んできて!」って通帳を預けたら、何を血迷ったのか?

ひと桁多い、50万円を振り込んできて、大喧嘩をした。

今更、義捐金返して!なんて恰好悪いことも言えないし、先月もらったばかりのボーナスも貯金もなくなってしまって、次の給料日までひもじい思いをしました。


でも、それ以上にあの時は大変だった人がたくさんいたことを忘れてはいけない!と、毎年1月17日になると自分自身の失敗も含めて思い出します。



そして、もう一人思い出すのがこの方↓



 

いわき市でインディアン村づくりを一緒にしていた「ちゃうちゃうインディアン」こと島村守彦さん。


私の師匠のような方ですが、阪神大震災の体験者です。

その後、いわきに移住して、また3.11東日本大震災を体験することとなりました。

 

3.11震災後に私が、東京の親戚の家に一時避難をして、東京では普通にみんな生活をして、仕事をして、暇つぶしにパチンコもして、飲みに行って、、、その姿を見ていて、何もできない自分にいら立っていた頃、島村さんからこんなメッセージをもらいました。


今でも大切に残しているので、今日ここに紹介します。



神戸の時も同じでした。

私は阪神大震災を実家の兵庫で体験しましたが、大阪の街の中はネオンギラギラ、まったく普通の生活に一週間で戻りました。

でも僅か電車で20分の場所では家を無くした人が寒さにふるえ道にうずくまっていました。

そのギャップに驚き、他の地域からボランティアが入っているのに、直ぐ隣の大阪の人は何をしているのだと思いました。

でも、今になって思えば、一緒に苦しんだり悩んだりしても個人ではできる事が限られています。

神戸が震災でも、大阪は普通に動いている、それが復興に繋がったと確信しています。

ボランティアの人達が頑張っている直ぐ隣の町では、何も無かったかのようにネクタイを締めて働いている。

でも、実際は全員が神戸の事を気にかけながら、その分頑張ってくれていたんだと思います。

そう、一人ひとりが今の仕事や役割を普通にやってのけることこそが復興の足がかりだと思います。

今は、どうしても感情に流されてしまうかと思います。私も同じです。

でも、情に流されて、自分の仕事をおろそかにしないこと。

他の地区のボランティアの方は、誰一人として『お前達手伝えよ』とは思いません。

反対に、被害が少なかった方が普通に仕事をしていただける為にボランティアに来ていると思っている方が多いです。

もし私たちが反対の立場であれば、地元の誰かが手伝いに行っても、きっと私たちがやりますからと言うと思います。

きっと、みんな同じ思いではないでしょうか?

これから本格的にボランティアの皆さんが来てくれます。

手伝おうとしたら、きっと『私たちに任せて仕事に行ってください』と言うと思います。

何故なら普通に生活できる状態が復興ですから。



経験した人だからこそ言える言葉だと思い、今でも大切に心の中にも残しています。

今でも、私は勝手に師匠だと思っています。

「師匠!」っていうと、「やめてよ!」って拒否されます(笑)

きっと、手のかかるこんなアホな弟子はいらないんだと思います(笑)


嘘つきインディアンの大切な仲間。

ちゃうちゃうインディアンこと島村さん。


アースデイいわき2014 inモリコロパーク春祭りクラッカー

参加決定!



※以下、告知・シェア用にお使いください<(_ _)>


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虹イベント名称:アースデイいわき2014 inモリコロパーク春祭り

虹開催場所:愛・地球博記念公園(モリコロパーク)地球市民交流センター・食の広場

虹開催日時:2014年3月22日(土)・23日(日)【2days】10:00~16:30


今回は「愛・地球博記念公園」でギネス世界記録に挑戦します!


震災から3年、未だ愛知県に自主避難している人の数1200人。

この数字を目標 に、手と手を繋ぎ、日本の中心、愛知から世界に発信できるような きっかけづ くりに挑戦したいと思っています!
その他、福島の方をゲストに加えたトークセッションや東北の物産展なども開催する予定です。

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