冬に至るは冬至にて
太陽黄系270° 冬至 霜月 十三日
日の入り 16:47
ブログ開設初日記です。
今日は冬至。
ここ東京は高尾山では、山頂から見る富士山の山頂にお日様が沈む、ダイヤモンド富士が見れる日です。
なかでも明日はど真ん中に沈む日です。
冬至は一年で最も日の短くなる日。
陰の極まる日です。
そしてこれからは
陽の極まる夏至に向い日々少しずつ日が長くなってゆきます。
高尾山から見るダイヤモンド富士は
その夏至でも目にすることができます。
陰極まって陽に転ずるが冬至。
陽極まって陰に転ずるが夏至。
高尾山は、ことにこの関東において
まさに、極まりの転換点として存在しています。
そして
今年の冬至は猪年。
干支の一巡りは12番目。
来年は鼠年で一番目に戻ります。
現代においては
干支は二段階において切り替わります。
というのも
干支はそもそも旧暦に属するものであって
この猪年が正式に終わりるのは来年の2月6日で
鼠年が本腰入りで始まるのは、来年の2月7日からとなります。
そして
今年の猪年は丁亥(ひのとい、ていがい)。
陰陽五行での十干の丁は、陰の火。
干支での亥(いのしし)は、陰の水であり
その相互関係は、互いを滅し合う陰の関係である相剋(水剋火)です。
この地球上の原初的有機生命体は
海水(水)に雷(火)が差し込んだことにより生れました。
この猪年は
大いなる手放しと成就の錬金術の一年です。
来年の鼠年へ向っての
新たなる誕生と創造、そして好奇心と希望に満ちた新たなる冒険に向って
必要のないものや生き方や在り方は、猛進する猪の進みに振り落とされては
手放さんがごとく、炙り出され、そして流消してゆきます。
この冬至に向い
まさにその相克関係は極まってきました。
これから少しずつ日も長くなってゆきます。
この冬至へ向かい
向き合ってきた側面が日の目を浴びはじめます。
それは
観出された新たなる可能性だったり
希望
夢
目的
時に人生に混沌めいた状況を呼び起こす、深い心の痛みの癒しだったり。。
暗闇に長くいると
光に目も眩むこともあります。
晴れの日は数分でも日の光を浴びて呼吸と共に太陽の光を全身全霊に取り込みましょう。
そうして自ら輝くことを知りましょう。
夏は木陰が心地よいように
冬は日向が心地よいものです。
すべては
光の差す方へ。
※ 写真は、この雨空のため、今日のものではありません。
高尾山からのダイヤモンド富士で検索して拝借させていただきました。