内観を始めて、かれこれ10年近く経つと思う。
お陰でたくさんの自分に気付くことができた
色々あるけどその中の一つに
実は「満腹感は好きじゃない」
という気づきがある。
小さい頃から、よく食べる子で
時代的なものもあって、よく食べたら親に褒められたし、有難いことに3食ちゃんと食べるのが当たり前な環境で、食べれる元氣な胃腸で育ってきた。
出されたものは残さず食べるし、
食べなきゃいけないと思ってたし、
食べたかったし、
食べれたし(若かったから)。
負けたくなかったし!(え、誰に⁉︎)
でもよく食べ過ぎて苦しくなってた記憶がある。
頑張れば食べれるから食べて
後でつらくなる。
満腹感と戦う体は結構きつかった。
今思うと、ちゃんと味わってなかったんだろうなぁと
そして食べることでストレス解消していたんだろうなぁと、それはそれで当時頑張っていた私、泣ける
ただそれが普通なことと
思っていたから特に気にしてはなかったけど。
だけど内観を始めてしばらく経ったら
一つ一つ丁寧に味わえるようになり
気付けば、これ以上はなんかヤバいなっていう
ボーダーラインが食べてる途中でわかるようになってきた
あぁ、満足して来たなーという
自分の中のちょうどいい量が体感としてわかる。
だから食後の消化がスムーズで体が楽で心も快適
もちろん美味し過ぎて、頭の中の「食べたい!」が勝って食べることもあるけれど、昔のような不快感を感じるまで食べてしまうということが
ほぼ無くなった
体の快感を知ってしまうと
食後にあの不快感を感じるくらいなら、
これぐらいでやめとこうと残したり、
譲ったりする方を選択するようになった。
もう誰かを喜ばす為に食べなくていい訳だし、
自分が食べたいものを
食べたい分だけ食べる、
自分が笑顔でいられる方を選んでいいよね
年齢的なものもあるけど
自分がずっと思っていたより
実はわたしの適量は少なめだった
私は常にうっすら空腹感がある方が好きで
ちゃんと次の食事の前にはお腹が空くというのが理想的
まあまあ、時には食べ過ぎるときもあるけれど
自分でわかってて食べ過ぎるのと、無意識のうちに食べ過ぎちゃうのでは全然違うよなぁと思う。
食べることは昔も今も大好きだから
好きなものをずっと美味しく食べられる元氣な体でいられる努力をしていきたいな