クリスマスイブのことです。
なんやかんやとありまして、
夜中の2時頃床につきました。
クリスマスイブなので、
今日最後の仕事、
サンタクロースとして
小学4年生の息子のプレゼントを
枕元に置きました。
ぬくぬくと布団に潜り込んで、
さぁ、寝ようと思ったら、
隣で寝ていた息子が、
ムクッと起きて
トイレに行きました。
物音で起きてしまったのかも
しれません。
（あれ、悪いことしたなぁ）
と思いながら横になっていたら、
ゴソゴソと足元で音がして、
息子が布団に戻ってきません。
「どうしたの？」
声を掛けると、
「なんか目が覚めちゃった。」
と言って
一階に行くではありませんか。
（あれっ？もしやプレゼントを…）
クリスマスプレゼントは
『マリオオデッセイ』というゲームを
あげたのです。
息子は大のゲーム好き。
（これはプレゼントのゲームを
やり始める気だな）
もう眠いのも手伝って、
（放っておこう）
と思い、私はそのまま寝ました。
次の日の朝。
一階に行き朝の挨拶を
「おはよう」って、
なんと
まだゲームをやっているではないか！
（なぬ！）
暖房もつけず、夜中の2時からずっと
やっているのか。
（ん～、放っておこう）
時は過ぎ、夜の10時。
目の下にクマができた小学生が、
テレビに向かっています。
パジャマのまま。
カチャカチャカチャ。
一心不乱に操作しています。
そして10時過ぎ、
バタッとその場に倒れました。
ご臨終。
側によると
寝息を立てて力尽きてる
息子がいました。
それを見て思いました。
人間って凄いなぁ～
好きなことなら寝食を忘れて
頑張ってしまうものなんだな～
情熱ってこういうことなんだなぁ～
ちなみに次の日
彼はゲームを
クリアしてしまいました。
（早っ！）
他人から見たら、
努力、頑張り。
でも、
自分から見たら
ただやりたいから。
そんな状態は
結果も出やすいだろうし
幸せだろうし、
なれたらそんな状態になりたいと
思いました。
ちなみに
ゲームじゃなくて、
なんかもっと、
スポーツとか音楽とか
そんなものに熱中すればいいのにと、
いらん親の思考がわいたのは
言うまでもありません。
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