こんにちは
Earth Dragon です
あらゆる苦しみ
心身に刺さった棘を
根こそぎ抜き取ってくださる
有り難いお地蔵さん
「苦を抜く」地蔵
「苦抜き（くぬき）」地蔵
「釘抜き」地蔵
通称、釘抜き地蔵と呼ばれている
石像寺さんにうかがってまいりました🛵
家族や知人、友人の大病や怪我
手術入院の際など
できることなら
あまり苦しみませんように
長く痛みませんように
早く快復しますように
実はこれまで、
何度かお願いにあがってはいたのですが
日頃、寺社で
自分の事をお願いする
ということはほとんどないので
自分の為に祈るというのは
自然と選択肢から外れていました
が、先月末あたりから
左の50肩が絶不調でして
時折、指先が痺れるわ、
腕の痛み、ダルさで目が覚めるわ、
眠れないわで
ふと、思いつく〜
そうやん‼️
釘抜き地蔵さんとこ行ってみるか！と
夏のレントゲン写真では異常なしで
いわゆる加齢によるものか？と
もうここまで来ると
鍼とか整体行くしかないか？
右肩はここまで酷くはならんかったのに〜
その前に
神頼みというか
お地蔵さん頼みもしてみるか？？
って
って
と、申しますのが...
母の脚の剥離骨折
知人の心筋梗塞
友人の腎臓手術
などなど、後から思えば
過去にお願いにあがったそれぞれですが
結構、大事に至らずというか...
医師も驚くほどの速い快復力だったり
奇跡的に後遺症がほとんど出なかったり
仕事を辞めることなく職場復帰できたり
全員、有り難いことに
もとの生活に戻っておりますので
苦抜き地蔵菩薩様のお力添えを思ったのです
四国・高知育ちの私にとっては
馴染み深いお大師さん、空海さん
自らのお手による地蔵菩薩様がご本尊ですし
妹も不調が激しいというので
彼女の分も一緒に込み込みで
今回は
ワタクシ、はじめて
自分の為に願かけを致しました
お堂の周りを年齢の数だけ廻るという
独特のお作法のお詣りに挑戦してまいりました
まわる回数を間違えないために
竹の棒を拝借するのですが
なんせ、
５０本以上！ですから
かなりの本数になるわけです
いや、ちょっと、待て。
多すぎるし、別けて持とう
とりあえず５０本ってことで
まわり始めてから
数人の方が普通にお詣りしていかれましたが
私の後からまわり始められた方は
30代ぐらいの女性がお一人だけでしたので、とてもスムーズにまわらせて戴きました
最初は
地蔵菩薩様のマントラを
唱えながらまわっていたのですが
大丈夫か？
こんなんでええんか？
時間大丈夫？
閉まるまでにいける？と思いつつ
続いて
南無大師遍照金剛〜
そして、なぜか
浮かんでくる不動明王さんから
薬師如来さんから
もう、
知ってるマントラ総動員か？って
光明真言までローテーションして
唱えながら歩いてまわってたら
あれ？もう？って意外と早く終わりました
正面に戻って来ては
御手綱に繋がっている五鈷杵か
宝珠をスリスリしながら
声を出しながら歩くという
単純な繰り返しに集中してると
他のことを考える隙がないので早かったです
お守りを戴きながら
暫く事務所でお話をうかがったり
ご近所さん達用でしょうか？
参拝された後にお茶を飲みながら
お話されたりしているようで、休憩所？にお座布団が積み上げてあったりして
なんだかほっこりするような
地域のコミニケーションの場的な
温かい雰囲気のコンパクトな境内です
最後に
お大師さんへの感謝を込めて
大師堂で般若心経をあげて帰ってまいりました
願いが叶ったお礼に、と納められ
壁まわりにビッシリと掛けられたホンモノの釘抜きと釘の独特の絵馬は、一種、異様な雰囲気ですが
一心に想い、願い、歩いてまわって
お陰様でという感謝の気持ちが
目に見える形になって
ビッシリと壁を覆っているのだと思うと
叶えられた願いも
そうではなかったであろう願いも
共に壁を覆い尽くして
祈り、願いながら歩いてまわる人を
見守ってくれているような
そうそう
みんな、経験してきたんだから
今のあなたの気持ち、
よぉぉく、わかってるから
でもね、大丈夫だから
みんな、共に在る
そんな空間を創ってくれているような
気がしてきます
大丈夫、大丈夫
何がどうなろうとも
受け入れること
乗り越えていけること
ひとりではないこと
少なくとも
お大師さんと地蔵菩薩様が
一緒にいるよと
応援してくれているかのような...
京都あるあるで
こんなところに？と
ビルに挟まれた
間口の狭い見落としそうなご門です
あらゆる苦を
釘を抜いてくださるお地蔵様
釘が刺さってるかも〜？
と、気になられたときは
逢いにいらしてみてはいかがでしょう
今日も有り難うございました
Happyな1日を